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理数科2年理数探究・研究発表会
2024年2月16日(金)の午後に、本校理数科2年生が2年間かけて行ってきた「理数探究」の研究発表会が、ワークピア磐田の多目的ホールにて行われました。理数科2年生の41名が、数学・物理・化学・生物・地学の各分野の11班に分かれて、それぞれの自由な問いに基づき、これまで探究してきたことの集大成となる発表です。静岡理工科大学から4名の先生を審査員として招待すると共に、本校の理数の先生方、理数科1年生の生徒、ならびに多数の保護者にお集まり頂きました。それぞれの発表は、その実験手法に工夫を凝らしており、どれもユニークな視点で自然を切り取り、聴衆に分かりやすいように発表をまとめていました。






理数科2年理数探究・研究発表会
 2024年2月16日(金)の午後に、本校理数科2年生が2年間かけて行ってきた「理数探究」の研究発表会が、ワークピア磐田の多目的ホールにて行われました。理数科2年生の41名が、数学・物理・化学・生物・地学の各分野の11班に分かれて、それぞれの自由な問いに基づき、これまで探究してきたことの集大成となる発表です。静岡理工科大学から4名の先生を審査員として招待すると共に、本校の理数の先生方、理数科1年生の生徒、ならびに多数の保護者にお集まり頂きました。それぞれの発表は、その実験手法に工夫を凝らしており、どれもユニークな視点で自然を切り取り、聴衆に分かりやすいように発表をまとめていました。





科学の甲子園・県最終予選
理数科では、科学の甲子園の県最終予選に出場しました。

 2023年12月23日(土)、理数科2年生の8名でクリスマス情緒に盛り上がる地元を離れ、掛川市にある県教育センターに向かいました。同様に県内の一次予選を通過した強豪校7校と競い合い、全国大会への切符を競い合う最終予選です。

 午前中は、科学・生物・数学・情報の4科目での筆記競技を行い、8人全員で協力しあいながら解き進めてきました。「解く」といっても、いわゆる知識があれば答えが出てくるタイプの問題ではなく、大学や研究機関で行われているような高度な思考力が求められる研究を、高校生でも理解できるように平易な言葉に変換してうえでの問題となっており、興味関心を引くような形になっています。また、午後からは実技競技となり「レスキュー!対岸に物資を届けよ」と称した競技を行いました。工作用紙と段ボールだけを用い、紙の弾性力を用いた発射装置で「救援物資」である油粘土を、「要救助者」のいる机上の皿やコップに無事に届ける(着地させる)ことを目的としています。一時間の作成時間の後に、与えられた5分間という時間内に9個の発射物を飛ばし、その点数を競い合います。問題解決力だけではなく、紙を使った「バネ」というこれまでにない言葉に対して、自由な発想力を必要とします。本校のチームは実技競技では最大180点満点中40点をたたき出し、一位ではないにしてもまずまずの及第点を得た形でした。

 一次予選では一位通過だっただけに、最終予選での健闘を祈っていたのところでしたが、今回の最終予選の結果は3位となり、悔し涙を流したところです。全国への切符は逃してしまったにしても、チームで協力しあうことの大切さだけでなく、制限のある中での「創造力」を発揮できたことは、今後の活動へむけて良い経験となりました。









企業による出張講座「光と真空の科学」by浜松ホトニクス(株) and (株)アルバック
 2学期終業式も終わり冬休みの一日目の2023年12月22日(金)に、理数科2年生の物理選択者及び有志を対象に、企業による出張講座「光と真空の科学」を開催しました。浜松ホトニクス株式会社さんから5名、株式会社アルバックさんから2名の社員の方々をお迎えし、光や真空にまつわる講義を拝聴すると共に、実験を演示・体験させていただきました。

 講座が始まった直後は、外部の企業の「大人」が学校にやってきたということもあり、高度な内容について行けるのか?講義において行かれないか?と不安が一杯で緊張感あふれる様子でした。一方で、講義はクイズ形式による既習事項に関する復習から入り、最新の光技術や真空技術を嚙み砕き、平穏な言葉で「本質」を探るような内容に、徐々に笑みが溢れていき内容の理解も進んでいきました。さらに実験を体験・経験していくことで、「なぜ」や「どうして」を深めていくワクワクする講座になりました。講座の終了後は座談会とし、有志の生徒と「大人」がざっくばらんに質問する時間を設けました。講義の内容はもちろんのこと、働くことの意味やキャリア形成、そして時には人生観までの広い質問が飛び交い、大いに参考になったことと思います。いくつかお土産まで頂くことができ、生徒達は楽しい時間を過ごすことができました。

 磐田南の理数科では、学校内に留まることなく大学や社会との連携を重視しながら理科好きの生徒の育成を目指しております。今後ともこのような取組をより一層進めていきます。








理数科生徒による科学教室
11月11日(土)、本校のオープンキャンパスの中で、理数科2年生による科学教室を実施しました。100名余の中学生の皆さんに、物理・化学・生物のいずれかの講座に参加していただきました。実験が楽しかった、中学校の内容の応用に触れることができた、高校での理科の雰囲気を感じることができたなどの声が聞かれ、賑やかで知的な時間となりました。



科学の甲子園一次予選参加
 2023/10/22(日)に本校の理数科1・2年生は、科学の甲子園一次予選に参加しました。科学の甲子園とは、「科学技術・理科・数学等における複数分野の競技を開催することにより、全国の科学好きな生徒達が集い、競い合い、活躍する場」です。各学校で行われる今回の一次予選は筆記競技のみとなっており、数学・物理・化学・生物・地学・情報の6分野の問題を100分かけて解いていきます。内容は、単なる高校で学ぶ知識を使えば良いというものではなく、大学の内容や時には最新の研究を題材としたもの、さらに身の回りにあるちょっとした「不思議」な自然現象をテーマとしており、生徒達の興味関心を引き出す取組でもあります。

 本校の理数科1・2年生からなる62名(部活等公式試合参加者は除く)は11チームに分かれ、各チーム6人(又は5人)で互いに協力しあいながら、時には教えあいながら、時には理解を戦い合わせながら、全員一致協力して解き進めていきました。分からない箇所を「分からない」と表現できること、これも科学を推し進めるには大切なことだと体験できたようです。成績如何によらず、理数科の生徒達には良い刺激となったことと思います。

 本年度は静岡県内で66チームの申し込みがあったとのこと。県内の各学校で今回の一次予選のあと、上位7位までが県の二次予選に進みます。二次予選では、筆記競技に加えて科学をテーマにした実技競技も加わり競い合う予定です。そこで優勝すれば全国大会へ進むことも可能です。より高いレベルを目指して、これからも日々の取組を続けていきます。

令和5年度 2年理数科 理数探究中間発表会
9月28日(木)、理数科2年生による理数探究中間発表会が行われ、1年生も参加しました。
研究は4人前後のグループで1年次後半から続けているもので、今回はこれまでの研究内容について各グループが10分程度で発表・質疑応答を行いました。
今回の実践を踏まえ、2月の本発表会に向けてさらに研究を続けていきます。








理数科ホトニクス訪問
6月6日(火)理数科(18HR) 浜松ホトニクス豊岡工場と中央研究所を訪問してきました。

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