令和5年7月2日に草薙球場で開会式が行われ、7月8日より各球場で熱戦が繰り広げられた。
悪天候により初戦が1週間流れ、7月15日焼津球場にて焼津中央戦が行われた。100人を超える生徒、保護者会、西高野球部ファンの応援を背に戦いに挑んだ。
7月15日(土) 焼津球場
焼津中央 001000002=3
浜松西 01011004×=7
佐藤8・1/3、鈴木太2/3―小林
二塁打:栗田、進士、加藤 本塁打:佐藤
2回裏に相手のミスから先制するも、相手にすぐさま追いつかれる。4回裏1点を追加し、5回佐藤の高校初ホームランでさらに追加点を挙げる。8回裏には進士、加藤の連続タイムリーもあり4点を追加。粘る相手に対し、好投を続けていた佐藤から鈴木太に継投。二死満塁のピンチを三振で締め、ゲームセット。全員でもぎ取った勝利となった。
中1日で島田球場にて島田樟成戦を迎える。
7月17日(祝) 島田球場
浜松西 000100200=3
島田樟成 00000321×=6
鈴木太6、小林1・0/3、佐藤3/3―小林、中村
二塁打:鈴木悠
序盤は、両投手の好投もあり、膠着状態が続く。4回表、四球とヒットでチャンスを拡大し、5番野中の内野ゴロの間に先制する。試合再開後の6回裏に好投を続けていた鈴木太がヒット4本を浴び、3失点。逆転を許してしまう。 ここで西高ナインはさらに奮起し、7回表に代打進士のタイムリーもあり、同点に追いつく。しかし、7回裏、8回裏に追加点を奪われ、追い上げむなしく6-3で敗戦となった。
今年の3年生は、勝てずに苦しんだ時期もあったが、どんな時でも決して下を向かず、ひたむきに、熱く、本気で野球と向き合ってきた試合の終盤、負けている場面でもいつも通り、チーム全員で心の底から野球を楽しんでいた。そんな3年生が残してくれたよき文化を引き継ぎ、西高の校歌を甲子園で響かせる日を目標に新チームも一歩一歩着実に歩んでいきたい。
最後に今年のチームを引っ張ってくれた主将の小林にメッセージを記してもらった。