中等部1年の総合学習の時間では、産業や医療、自然環境など自分の興味のある分野の実態をゼミ形式で調べています。
12月4日は、身近な地域で社会を支えている人の思いや生き方を探り、この地域のSDGsの理解につなげることを目的に、企業や施設を訪問し、実際にインタビューなどをしました。3~6人でグループを組み、自分たちで1から訪問計画を立てました。どのグループも学校では知ることができない、新たな気づきがあったようです。
12月5日は、はままつ未来学校の講師をお招きし、地域の社会人の方に仕事のやりがいや大切にしていることについて講演していただきました。その後にこれまで自分たちが調査したことや、前日のインタビューでの学びをまとめたスライドを発表し、講師の方にアドバイスをいただきました。
生徒からは、職業のイメージが膨らんだ・実際に働いている方のお話が聞けて新鮮だったといった声が聞かれました。
12月15日には、世界同時授業に参加し、これまで調査したことを発表しました。日本国内の小中学生やグアム・広州などの日本人学校の児童生徒たちとオンラインでお互いに意見交換を行いました。離れた地域のSDGsへの取り組みや課題について知り、質問を通して自分たちの考えが深まっていくことを実感したようでした。
ゼミ形式での調査は中2・中3と続いていきます。1年生で学んだことを基礎に、より深く学び、考えて抜いてほしいと思います。
訪問を受け入れいただいた企業・施設の皆様、未来授業で講演をしていただいた講師の方々、世界同時授業で意見交換をしていただいた児童生徒のみなさん、ありがとうございました。