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島津ぶんせき体験スクール(クロマトコース) 参加報告
令和和5年8月9日(水)  島津ぶんせき体験スクール
<場所> 島津製作所 本社・三条工場
<目的> 日本の先進的な研究所等を見学・体験し見識を高め、今後の進路選択の一助とする。    
<内容> 混合物中の成分を分析する手法の一つである「クロマトグラフィー」について、
   初歩的な手法から分析機器としての手法まで幅広く体験した。
   また現在使われている分析機器や医療機器の見学をショールームでさせて頂き
   様々な分野で分析科学技術が生かされていることを実感できた。
      
<生徒の感想>
・今学んでいることがどのような分野につながっているのかを理解でき、今の学習を頑張ろうと思えた。
・最新の分析技術・医療技術を実際に見て触れる体験ができたことはとても貴重で心に残った。
・自分が興味を持っていた分野の技術を学ぶ機会をもらい、より志を高めることができた。
・大学などの研究機関の見学をこれまでさせてもらってきたが、今回を通じ、大学の先にある企業が扱う科学というものを感じることができた。

1/27 筑波大学講演会
理数科の1年生と2年生に向けて筑波大学の図書館情報メディア系の伏見龍樹助教が講演をしてくださいました。はじめに筑波大学の特徴として、入学後に自分の専門学類を決定できることや立地的にも近くにある研究機関と連携ができることなどを教えてくださりました。2年生は昨年9月、1年生は今年に筑波大学を訪問するのでさらに深く知る良い機会でした。

また、伏見先生が行っている超音波を使って物体を空中に浮かべる研究についても話していただきました。SFの世界で見る、空中で立体映像を映し出す機械の基礎となる研究です。実際に超音波で浮かぶ実験をしていただき、生徒は興味深く観察していました。また、研究でGPTー4のようなAIを使っていることや、今後の科学技術や生活、職業にAIが入ってくるなどの展望を話してくださいました。高度な研究を分かりやすく生徒の活動も交えながら講演してくださいました。


令和5年度 浜松ホトニクス施設見学
令和5年12月26日に1年生が浜松ホトニクスの中央研究所産業開発研究センターに施設見学してきました。

講義と施設見学を行いました。講義では、物理の波動・原子分野についての基本的な説明とアメリカで行われた最新の核融合の実験についての説明を聞きました。施設見学では、核融合の実験装置を実際に見て、解説をしてもらいました。浜松ホトニクスでは核融合の産業化を目指しており、最新の研究から便利な製品になるまでのプロセスを知る良い機会となりました。

理数探究発表会
令和5年12月22日(金)本校視聴覚室で理数科2年生の課題研究発表会が開催されました。


各班のテーマは以下の通りです。生物班「ゾウリムシの秘密」、「プラナリアの有性化」、「砂漠緑化」、化学班「金属樹」、「麺は〇〇分でのびる!!!」、「水素燃料エンジン」、物理班「カールじいさんやってみた!」、「紙を裂く」、「本のページと摩擦」、情報班「3DCGを用いて2Dキャラクターを違和感なく表現する手法の確立」、数学班「ゲーム理論を用いたグリコゲームの最適解の導出」 各班は個々に探究テーマを考え、仮説を立て、実験を繰り返すなど自分たちなりに取り組んできた成果を発表しました。先生方から鋭い質問、的確な助言をいただき、今後の学びに生かしていければ幸いです。