こんにちは。自然科学部です。自然科学部は生物班と物理・科学班の二班に分かれ、生物班は2年生7人、1年生3人の計10人、物理・科学班は2年生1人、1年生7人の計8人で日々活動しています。 生物班では、2年生がカタツムリ、オオカナダモの研究、1年生はメダカの研究をしています。カタツムリ班は食べ物の好みや浸透圧などの実験を行っています。オオカナダモ班は食塩水の濃度によっての成長の違いや水流の向きによる泳ぎの変化などの実験をしています。物理・科学班では、硫酸銅の結晶化や自然発火する鉄粉などの実験を行っています。硫酸銅の結晶化は、硫酸銅の水溶液を、ゆっくり時間をかけて冷やすことで結晶化するというもので、出来た結晶は青色でとても綺麗なんですよ。自然発火する鉄粉では、シュウ酸鉄という物質を加熱しながらかき混ぜることで空気と反応し、急激な発火が起こるというものです。どの班も他にも面白い実験をしています。
自然科学部は理科に親しめる部活です。日々の生き物の世話や実験をしていく中で見つけた発見、日常で思った疑問などを、活動を通して知ることや考えることが出来て面白いです。また、和気あいあいで活気のある部活です。時には楽しく時には真剣に実験に取り組んでおり、良い雰囲気で活動している部活です。
文化祭では、スライム、スーパーボール作り、人工イクラなどを行いました。人工イクラは水で溶かしたアルギン酸ナトリウムと言う物質を塩化カルシウム水溶液の中にスポイトを使って1適ずつ落とすことでイクラのような粒を作ることができるというものです。来年は新型コロナウイルスの影響でどうなるか分かりませんが、実施する際には、今年よりもより良い出し物を作り上げるので、その際は是非楽しんでご覧になって下さい。部員一同二階の化学室にてお待ちしています。
最後に、日々自然科学部を支えて下さっている新村先生、中村先生を初め全ての方々に感謝し、部員一同これからも活動していきたいです。