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Hondaエコマイレッジチャレンジ2023 第36回 鈴鹿大会 高校生クラス2位入賞 【省エネ研究部】
■競技結果(高校生クラス:参加28台)
 Aチーム(1号車)  リタイア
 Bチーム(2号車)  燃費 524.183 km/l   2位入賞

 Hondaエコマイレッジチャレンジ2023 第36回 鈴鹿大会 正式結果(PDFファイル)
 
車検のようす(手前:1号車、後方:2号車)
ストレートを通過する2号車


 2023年6月10日(土)に鈴鹿サーキットで開催された「Hondaエコマイレッジチャレンジ2023 第36回 鈴鹿大会」に、省エネ研究部から2チームが参加しました。この大会は、ガソリンエンジンを動力とする自作の車両により鈴鹿サーキット東コース8周(約17.6km)を平均速度25km/h以上で走行し、そのとき消費したガソリンの量から「ガソリン1リットルあたりの走行距離」(いわゆる燃費)を算出して競います。

 大会当日は朝から曇り空でしたが、久しぶりに雨の心配のない鈴鹿大会となりました。 ドライバーはいずれもエコラン競技車両の運転が初めてで、今回は完走することを目標にしていましたが、2台とも大会直前まで不具合や整備不良の手直しに追われ、十分な調整と準備ができないまま当日を迎えました。

 1号車は昨年度の高校生クラス優勝車両で、完走すれば上位入賞が狙えたのですが、練習走行はスピードメータの電池切れでほとんど走行できず、決勝では2周目にエンジンが吹け上がらなくなって加速不能となり、リタイアしました。

 2号車は1回目の練習走行でコースオフしたものの、2回目の練習走行で運転にも大分慣れ、決勝でも無事に完走することができました。しかし、メインストレート(2.8%の下り勾配)を惰性で下る際の速度がいつもより低かったこと、それに伴い上り区間でのエンジン始動回数が増えたことなどから記録はそれほど伸びず、高校生クラス連覇はなりませんでした。

第28回 静岡県高校生エコラン大会 ガソリン自動車部門優勝 【省エネ研究部】
 令和2年10月31日(土)、静岡県高校生エコラン大会が静岡県自動車学校静岡校(静岡市葵区)で開催されました。
 この大会には電気自動車、燃料電池自動車、ガソリン自動車の3部門がありますが、今回は新型コロナウイルス感染症対策のため各部門のエントリーが1校あたり1台に制限され、無観客での競技となりました。

 今回、省エネ研究部では各部門に1台ずつエントリーしました。競技結果は次の通りです。


■電気自動車部門(参加9台)
 【第5位】 走行距離 10.80km (ドライバー:M1c 田中 颯さん

 電気自動車部門は、同一規格の鉛バッテリ1個(12V、3Ah)をエネルギー源に、40分間で走行した距離を競います。本校はガソリン車を電気自動車に急遽コンバートした車両で参加しましたが、練習走行で十分なデータが得られなかったことから減速比のセッティングを誤り、決勝ではバッテリの電力を半分以上残して5位に終わりました。


■燃料電池自動車部門(参加7台)
 【第2位】 走行距離 15.797km (ドライバー:S2b 青嶌哲也さん)

 燃料電池自動車部門は、貸与された燃料電池モジュールと水素ボンベを使用し、40分間で走行した距離を競います。決勝では序盤から本校がトップを走行していましたが、中盤にペースアップした島田工に先行を許し、最後は0.28kmの差で2位に終わりました。


■ガソリン自動車部門(参加5台)
 【優勝】 燃費 1132.42 km/l (ドライバー:M2c 森本虎之介さん)

 ガソリン自動車部門は、ガソリンエンジンを動力とする自作の車両により規定の距離を平均速度25km/h以上で走行し、消費したガソリンの量から燃費(ガソリン1リットルあたりの走行距離)を算出して競います。今回は5台がエントリーし4台が出走しましたが、うち2台が競技途中でリタイアし、完走したのは2台だけでした。本校の車両は安定した走行で完走し、自己ベストには及ばないものの2位の吉原工高の約2倍の記録で優勝することができました。(10年連続優勝)

Hondaエコマイレッジチャレンジ2019 第33回 鈴鹿大会 高校生クラス優勝 【省エネ研究部】
 2019年6月15日(土)に鈴鹿サーキットで開催された、「Hondaエコマイレッジチャレンジ2017 第33回 鈴鹿大会」に省エネ研究部から2チーム参加しました。 この大会は、ガソリンエンジンを動力とする自作の車両により、鈴鹿サーキット東コース8周(約17.6km)を平均速度25km/h以上で走行し、そのとき消費したガソリンの量から「ガソリン1リットルあたりの走行距離」(いわゆる燃費)を算出して競います。

 当日は朝4時前にピット入りして準備を始めましたが、朝から雨で気温も低く、厳しいコンディションとなりましたし。
 本校Bチームの車両はこの大会を目標に昨年度から製作に取り組んできた新車ですが、残念ながら完成には至らず、競技に参加できる最低限の状態にするのが精一杯で、準備不足のまま大会を迎えました。 

 車検では、2台とも大きな不備はなく無事に合格しました。
 練習走行が始まる頃には雨も上がり、路面も乾き始めました。練習走行には両チームとも2回出走し、Aチームは問題なく練習走行を終えましたが、Bチームは2回とも途中でとまってしまい、十分な練習・調整ができないまま結晶を迎えることになりました。
 
 決勝では途中から雨が降り始め、ゴールする頃には本降りになりました。第2コーナーでスピンやコースアウトする車両が続出する中、Aチームの車両はペースを落として無事に8周を走り切り、昨年優勝の京都の田辺高校Bを抑えて2年ぶり6度目のクラス優勝を果たしました。一方、Bチームの車両は6周目に走行不能となり、残念ながらリタイアしました。

 なお、この大会では、本校省エネ研究部OBの増井啓吾さん(平成28年度、機械科卒)がドライバーを務めている社会人チーム「チーム ファイアボール」が 763.531 km/l の燃費で一般クラス優勝を飾りました。

【リザルト】 高校生クラス:参加34台 (完走14台)
順位
学校名・チーム名
燃費
備考
浜松城北工業高校 省エネ研究部A
静岡
511.200 km/l
ドライバー:M2c中山来成さん
田辺高校 自動車部B
京都
466.858 km/l
 
関商工高校 エコランプロジェクトIII
岐阜
363.586 km/l
 
飛龍高校 自動車部B
静岡
358.818 km/l
 
博多工業高校 B
福岡
347.059 km/l
 
佐織工業高校 2年
愛知
322.671 km/l
 


 
ピットで車両の整備(Bチーム))
車検でのブレーキテスト(Aチーム)
決勝スタート直前(Aチーム)
フラッグで1台ずつスタート(Bチーム)
  
 
ストレートを駆け下りる(Aチーム)
表彰式にて(Aチーム)



公式結果はこちら(大会ホームページ)
https://www.suzukacircuit.jp/emc_s/pdf/2019_gr2.pdf

2017 Ene-1 GP 鈴鹿  3rdアタック進出ならず  【省エネ研究部】
   8月6日(日)に鈴鹿サーキットで開催された「2017 Ene-1 GP 鈴鹿」に省エネ研究部から1チームが参加しました。

 この大会では、充電式単三電池40本のみをエネルギー源とする自作の電気自動車で鈴鹿サーキット1周(5.807km)のタイムアタックを3回行い、その合計タイムの少なさを競います。ただし、アタックとアタックの間のバッテリの充電は認められず、1回のアタックにつき40分以内で完走しないと次のアタックに進めません。鈴鹿サーキットはアップダウンがきつく、最大7.8%の急勾配を上りきる登坂力と平地や下り坂での高速巡航性能の両立に加え、ドライバーの運転技術と3回のアタックを見越したエネルギーマネジメントが求められる、難易度の高い競技です。

 競技の区分は、車両の最低重量に制限がないKV-1と最低重量35kg以上のKV-2があり、それぞれ、一般、大学、高校、中学校の4クラスに分かれています。本校がエントリーしたKV-2高校クラスには16チーム、大会全体では97チームがエントリーしました。

【リザルト】 KV-2高校クラス:参加16台
 
記 録
備 考
1stアタック 
9分56秒831
ドライバー:S3b 佐藤順弥さん
2ndアタック 
未完走(パンク)
3rdアタック 
進出ならず
 






 1stアタックは10分を切るまずまずのタイム(クラス4位)で完走し、2ndアタックへ進出することができました。しかし、2ndアタックでは第2コーナー付近で後輪がパンクして走行不能となり、完走することができなかったため、残念ながら3rdアタックへの進出はなりませんでした。
 
車検(ブレーキテスト)の様子
 
1stアタックは無事完走






大会公式ホームページ  http://www.suzukacircuit.jp/ene1gp_s/

Hondaエコマイレッジチャレンジ2017 第31回 鈴鹿大会 高校生クラス優勝 【省エネ研究部】
 5月13日(土)に鈴鹿サーキットで開催された、「Hondaエコマイレッジチャレンジ2017 第31回 鈴鹿大会」に省エネ研究部が参加しました。例年、この大会には2台体制で参加していますが、本年度は1台がフレーム改造中のため、1台だけでの参加となりました。
 この大会は、ガソリンエンジンを動力とする自作の車両により、鈴鹿サーキット東コース8周(約17.6km)を平均速度25km/h以上で走行し、そのとき消費したガソリンの量から「ガソリン1リットルあたりの走行距離」(いわゆる燃費)を算出して競います。

 当日は予報通りの雨の中、朝4時前にピット入りして準備を始め、車検にも問題なく合格しました。
 午前中の練習走行は、雨対策(後輪に雨用タイヤ装着、視界確保のためスクリーンの一部を除去、電気系統の防水など)を行い、悪条件の中、2回出走しました。ドライバーのD2b井口さんは鈴鹿初走行のため、コースに慣れることを優先しつつ、走行パターンなどの確認を行いました。

 午後の決勝が始まる頃には雨は上がりましたが、路面が乾くまでには至りませんでした。そのため、第2コーナーではスピンやオーバーランする車両が多数見られました。本校の車両も第2コーナーを曲がりきれずにオーバーランする場面が一度だけありましたが、その後は順調に周回を重ね、無事に8周することができました。
 完走することを優先した走行でしたが、ライバルの関商工高校(前回、前々回の優勝校)の2台がリタイアしたことも幸いし、2位の博多工高とは僅差ながら高校クラスで優勝(3年ぶり5度目)することができました。

【リザルト】 高校生クラス:参加36台 (完走16台)
順位
学校名・チーム名
燃費
備考
浜松城北工業高校 省エネ研究部
静岡
535.899 km/l
ドライバー:D2b井口浩之さん
博多工業高校 B
福岡
516.288 km/l
 
田辺高校 自動車部B
京都
456.863 km/l
 
田辺高校 自動車部A
京都
448.186 km/l
 
飛龍高校 自動車部
静岡
315.725 km/l
 
岐阜第一高校 A
岐阜
302.763 km/l
 


 
ピットで車両の整備
 
雨の中、練習走行に向かう
 
 
 
 
ストレートを駆け下りる
 
表彰式にて



第24回静岡県高校生エコラン大会  電気・ガソリン両部門で優勝  【省エネ研究部】
 平成28年11月3日(祝)に静岡県自動車学校(静岡市)で開催された「第24回静岡県高校生エコラン大会」に省エネ研究部から3チーム(電気自動車1台、ガソリン車2台)が参加しました。

 電気自動車部門では、同一規格(12V、3Ah)の鉛バッテリ2個をエネルギー源とする自作の車両により、1時間で走行した距離を競います。今回は18台がエントリーし、13台が出走しました。
 本校の車両は、島田工業高校(昨年の優勝校)の車両にペースを合わせて周回を重ねていましたが、終盤になって島田工のペースが落ちてきた頃から徐々に引き離し、最後には約2km(4周半)の差を付けて優勝することができました。
 
順位
学校名
 走行距離 
備  考
浜松城北工 
35.19 km
ドライバー:S2b佐藤順弥さん
島田工
33.29 km
 
掛川工
31.56 km
 




 ガソリン自動車部門では、ガソリンエンジンを動力とする自作の車両により規定の距離(約10km)を平均速度25km/h以上で走行し、そのとき消費したガソリンの量から「ガソリン1リットルあたりの走行距離」(いわゆる燃費)を算出して競います。今回は8台がエントリーし、7台が出走しました。
 本校の2台の車両は順調に周回を重ねていましたが、2台とも周回数のカウントを間違えて1周余分に走行してしまいました。他の大会なら失格となるところですが、この大会には「1周超過の場合、規定の制限時間内にゴールした場合に限り記録を認定する」という独自の規定があります。残念ながらAチームの車両は制限時間内にゴールできなかったためタイムオーバーで失格となりましたが、Bチームの車両はこの規定に助けられ、連覇を果たすことができました。
 
順位
学 校 名
燃費
備  考
浜松城北工B 
 1426.85 km/l
ドライバー:M3a増井啓吾さん
吉原工B
959.22 km/l
 
吉原工A
631.95 km/l
 
       
失格
浜松城北工A
1453.10 km/l
ドライバー:D1b井口浩之さん、タイムオーバー



本校Cチーム(電気自動車部門)
本校Bチーム(ガソリン自動車部門)




Hondaエコマイレッジチャレンジ第36回全国大会 高校クラス4位入賞 【省エネ研究部】
 10月1日(土)、2日(日)にツインリンクもてぎ(栃木県)で開催された「Hondaエコマイレッジチャレンジ第36回全国大会」に、省エネ研究部から2チームが参加しました。
 この大会は、ガソリンエンジンを動力とする自作の車両により、ツインリンクもてぎのオーバルコース7周(約16.4km)を平均速度25km/h以上で走行し、そのとき消費したガソリンの量から「ガソリン1リットルあたりの走行距離」(いわゆる燃費)を算出して競います。

 初日(公式練習)は雨のち曇りでしたが、決勝当日は晴天に恵まれ、10月とは思えない暑い一日となりました。
 決勝では、Aチームが制限時間ぎりぎりを狙って最終ラップの加速の上限を下げて勝負に出ましたが、それが裏目に出て17秒のタイムオーバーで失格となりました。
 Bチームは公式練習のときよりも安定したラップタイムで周回し、無事に完走することができました。昨日に比べ気温が高いことが影響したのか記録を伸ばすことはできませんでしたが、過去最高となる4位入賞を果たすことができました。

【結果】 高校クラス:参加136チーム (入賞:6位まで)
順位
学校名・チーム名
燃費
備考
下総高校 自動車部B
千葉
1720.220 km/l
...
下総高校 自動車部A
千葉
1696.195 km/l
.
川口工業高校 機械研究部A
埼玉
1675.138 km/l
.
浜松城北工業高校 省エネ研究部B
静岡
1537.310 km/l
ドライバー:D1b井口浩之さん
進修館高校 機械研究部A
埼玉
1437.878 km/l
.
昭和第一学園 自動車研究部A
東京
1359.995 km/l
.
. . . . .
失格
浜松城北工業高校 省エネ研究部A
静岡
タイムオーバー
ドライバー:M3a増井啓吾さん





パドックで車両を整備中

車検では細部まで厳しくチェックされる

本校の2台の車両

高校クラス4位に入賞した本校Bチーム






リザルトはこちら(大会公式ホームページ)
http://www.honda.co.jp/Racing/emc/history/national/result2016/

2016 エコラン講習会 その2  【省エネ研究部】
 8月25日(木)午後、静岡理工科大学で開催されたエコラン講習会に省エネ研究部の生徒13名が参加しました。

     テーマ 「車両周辺の気体の流れについて」   講師:機械工学科 土屋高志 准教授

 走行中の車両には空気抵抗が働きます。これが燃費(電気自動車なら電費)を悪くする大きな原因の一つです。講義では、空気抵抗とは何か、空気抵抗を減らすにはどうすればよいか、といったことを学びました。

 講義の後は、同大学の風洞実験施設を使用して、物体の周りの空気の流れを観察しました。この施設は、風洞の中に煙を流すことで物体の周りの空気の流れを見ることができます。
 本校は、省エネ研究部の車両のプロトタイプ模型(1/5サイズ)を持参し、風洞に入れて空気の流れを確認しました。(とてもきれいに流れていました)
 また、参加した生徒は、発泡材をナイフややすりで削って任意の形状の模型を作り、空気の流れの違いを熱心に観察していました。

 講習会終了後は、全日本学生フォーミュラ大会(9月に小笠山総合運動公園で開催)に参加するマシンを見学させていただきました。大会直前の忙しい中でしたが、大学生が丁寧に説明してくれました。

  
空気抵抗について学ぶ                   風洞実験施設

  
空気の流れを観察                      発泡材を削る(手前右は本校車両の模型)

エコラン講習会
夏休みの期間を利用して、神奈川工科大学の教授によるエコラン講習会に行ってきました。

今年の講演内容は、
   「自立運転知能システム」:井上教授
   ○ 事故リスクを回避する自立運転の技術についての内容でした。
    事故例のデータの蓄積により危険な状況を事前に察知し、
     ドライバに事前に注意喚起するという新発想のシステムでした。

   「自動車の空力入門」:石綿教授
   ○ 流体力学をもとにした内容で、目の前で実験を見せていただき
    とてもわかりやすく、体験することができました。

   「エクセルを使った走行シミュレーションの実践」:狩野助教
    ○ モータの定格表をもとに計算式の作成をして、計算処理により
      シミュレーションをしてみようと手法を教えていただきました。

  昼食は、学生食堂を利用させていただき、気分は大学生でした。
  最後に施設の見学をさせていただきました。

  
       6軸ドライブシミュレーション                 ニュートンの木

2016 Ene-1 GP 鈴鹿  KV-2高校部門  3位入賞  【省エネ研究部】
 8月7日(日)に鈴鹿サーキットで開催された「2016 Ene-1 GP 鈴鹿」に省エネ研究部から1チームが参加しました。

 この大会では、充電式単三電池40本のみをエネルギー源とする自作の電気自動車で鈴鹿サーキット1周(5.807km)のタイムアタックを3回行い、その合計タイムの少なさを競います。ただし、アタックとアタックの間のバッテリの充電は認められず、1回のアタックにつき40分以内で完走しないと次のアタックに進めません。鈴鹿サーキットはアップダウンがきつく、最大7.8%の勾配を上りきる登坂力と平地や下り坂での高速巡航性能の両立に加え、ドライバーの運転技術と3回のアタックを見越したエネルギーマネジメントが求められる、難易度の高い競技です。

 クラスの区分は、車両の最低重量に制限がないKV-1と最低重量35kg以上のKV-2があり、それぞれ、一般、大学、高校、中学校の4部門に分かれています。本校がエントリーしたKV-2高校部門には14チーム、大会全体では94チームがエントリーしました。

【結果】  アタック1 : 10分15秒
      アタック2 :  9分34秒
      アタック3 : 12分12秒
      合計タイム: 32分01秒
      KV-2高校部門 3位入賞(参加14台)  総合16位(参加94台)

 最初のアタックでは、ドライバーの慣熟走行と電力消費の傾向をつかむことを主眼に走行しました。このときの消費電力が予定よりも少なかったため、2回目のアタックではペースを上げ、ラップタイムを縮めました。最後のアタックも2回目とほぼ同じペースで走行していましたが、最終コーナー手前のシケインで痛恨のスピン、何とか走行を再開したものの2分以上のタイムを失いました。

 今回は部門2位こそ逃しましたが、猛暑の中、3年生を中心によく頑張ってくれました。また、3回のアタックを完走し貴重なデータを得られたことは、来年につながる大きな一歩になりました。

 
電源は充電式単三電池40本        1台ずつスタート

  
S字コーナーを駆け上がる         表彰式(前列左端)              3位のトロフィー

大会公式ホームページ
http://www.suzukacircuit.jp/ene1gp_s/

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