「自分で考えること」は日々の勉強の中で実践されています。授業で先生から知識や情報を獲得して、それらを自分で調べて、他の人の意見を聞いて、理解を深める。そして、自分にとって有益なものにする。やっていますよね。

　１年生は今、周りが見えてスタートラインに立っている状態です。慣れてきてサボるのではなく、取り組むすべてを自分の成長に繋げてください。
　２年生は今、３年生に代わって様々な責任が生じている状態です。与えらえた役割の中で自分だけでなくチームとともに成長してください。
　３年生は今、進路実現のために一生懸命取り組んでいる状態です。これまでの成長を振り返り、自分ができる社会への貢献を意識してさらに成長してください。

　私たちは、君たちの「成長」を願っています。

　１学期を通して、浜松江之島高校は、生徒たちが一生懸命学びに取り組み、先生たちが丁寧に教えている学校であり、生徒たちは知性、規律性、主体性を身に付け、先生たちは多様な進路希望を全力で応援している学校であると感じました。浜松江之島高校の生徒たちは素晴らしいし、浜松江之島高校の取組も素晴らしいです。
　その学校が「相手の目を見て挨拶ができている生徒を９０％以上」にしたいと考えているので、私が挨拶するときは、必ず生徒たちと目を合わせて挨拶をしています。そして、それができるようになっている生徒が日々増えていると感じます。
　また、日々の生活や授業、輝潮祭、その他の様々な活動を見て、生徒たちが自己表現力と映像活用力に優れていると確信しています。そこで、その力を借りたく、校長から以下の３つのミッションを発動しました。ミッションが書かれた用紙は校長室前にあります。今後、どんな展開になるか楽しみです。
　　１　〇〇〇〇ボード作成ミッション
　　２　△△△△映像作成ミッション
　　３　□□□□チャレンジミッション

　明日から夏休み。皆さん、夏も「青春」してください。

　２０２０年４月１６日、静岡県に緊急事態宣言発令。
　２０２３年５月８日、新型コロナウイルス感染症の５類移行。
　この３年間、社会生活や学校生活において様々な制限がありました。
　そして、現在、それぞれの判断で様々な活動ができるようになりました。
　本校でも６月３日（土）に輝潮祭を４年ぶりに一般公開します。

　毎日、放課後になるとクラスや部活の生徒と笑顔で準備をする姿や何かを組み立てている音を見聞きします。浜松江之島高校の生徒たちは日常に青春を取り戻し、新たな一歩を踏み出し、再び飛び立とうとしています。
　何より生徒たちの輝潮祭への思いがとても素晴らしく心に響きます。輝潮祭の目標のサブタイトル「僕らの青春を叫ぶ」の説明を原文のまま示します。

『コロナ禍で輝ける場所が少なくなり、自分たちが青春しているのかわからない。「輝潮祭」という舞台で、一人ひとりが自分と向き合い、自己表現ができたら、仲間と協力し、仲を深めることができたら、それが青春といえるのではないか。江之高生なりの青春を最大限に表現する場にしたい。』

　自分たちで「楽しみ」、来校された方々を「もてなす」生徒たちをどうぞ応援してください。
　テーマソング「青と夏」とともに。