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本校は、大正12年４月1日に浜松市鴨江町の私立浜松盲学校内に私立浜松聾唖学校として併設されました。その後、昭和２３年４月１日に静岡県に移管され、昭和２６年４月１日に現在の場所（浜松市中区）に移転をしました。昨年度は百周年という大きな節目を迎え、歴史を振り返り、多くの方に感謝の気持ちを伝えました。今年度は次の節目に向けて歩み出す第一歩の年です。 地域の「モノ・コト・ヒト」と関りながら教育活動を進めていきたいと思っております。

　本校の校舎・寄宿舎は、多くの自然と貴重な野鳥等を見ることができる「四つ池公園」に隣接しています。乳幼児教室と教育相談を担う「支援部」、「幼稚部」「小学部」「中学部」の四つの課程、児童生徒の生活を支える寄宿舎が、つながりをもちながら「たくましく　心豊かに」の学校教育目標を掲げ、教育を実践しています。

　学校教育目標の目標具現化の柱を
【一人一人が「いきいき」「わくわく」生活し、「しなやか」な心を育む学校】
として取り組みます。

　「いきいき」・・・互いの良さを認め合える、安全で安心な生活のできる学校
「わくわく」・・・進んで人とかかわり、毎日の授業や生活が充実し、新しい学びのある学校
「しやなか」・・・関係機関と連携を図りながら、子どもたちの夢の実現をサポートする学校

　
　幼稚部７人、小学部1６人、中学部12人、合計35人の本校の幼児児童生徒と、乳幼児教室５人、通級指導教室16人の子ども達を、48人の全教職員で支えるというチームの意識をもち、きめ細かな指導をしていきます。また、聴覚障害教育の専門性を生かし、言語力の向上と自分の良さや可能性を最大限に伸ばす教育を目指してまいりますので、御支援と御協力をお願いいたします。

　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　　
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　令和６年４月　校長　藤田　延江