衛生学国家試験問題(あマ指) 第1章 衛生学及び公衆衛生学の意義 問題1 ウインスローの定義による公衆衛生の目的に含まれるのはどれか。  1.プライマリ・ケア  2.インフォームド・コンセント  3.医療費の低減  4.寿命の延長  (解答4)  (第19回 問題3) 問題2 WHOについて誤っているのはどれか。  1.国際連合の専門機関である。  2.本部はアメリカ合衆国のニューヨークにある。  3.地域事務局は6つである。  4.日本は西太平洋地域事務局に所属する。  (解答2)  (第23回 問題11) 問題3 二国間の国際協力を推進する機関はどれか。  1.ILO  2.JICA  3.UNICEF  4.WHO  (解答2)  (解説:JICA(国際協力機構)とは、政府開発援助(ODA)のうち、主として二国間の贈与(技術協力と無償資金協力)を担当する機関である。 主な事業内容は、(1)技術協力、(2)青年海外協力隊の派遣、(3)技術協力のための人材の養成と確保、(4)無償資金協力事業の調査・実施の促進、(5)開発協力、(6)移住、(7)災害緊急援助などである。)  (第26回 問題7) 問題4 WHOの健康の定義について正しいのはどれか。  1.病気でない状態をいう。  2.精神的に健康である状態をいう。  3.肉体的にも精神的にも社会的にも良い状態をいう。  4.自覚的に健康と思う状態をいう。  (解答3)  (第1回 問題3) 第2章 健康の保持増進と生活 問題5 WHOの活動はどれか。  1.労働災害の防止に関する活動  2.食料や農産物の生産に関する活動  3.予防接種に関する活動  4.児童の支援に関する活動  (解答3)  (第27回 問題7) 問題6 プライマリ・ヘルスケアの概念を定めたのはどれか。  1.WHO憲章  2.アルマ・アタ宣言  3.オタワ憲章  4.ヘルシンキ宣言  (解答2)  (第16回 問題3) 問題7 プライマリケアの重点項目でないのはどれか。  1.予防対策  2.初期治療  3.包括保健  4.ホスピス  (解答4)  (解説:プライマリケアとは、初期医療のことで、患者の心身を総合的に診て、初期段階での健康問題の把握や一時的な救急処置、日常的にみられる病気や軽度の外傷の治療、訪問診療などをする。家庭医・一般内科医・総合診療医・ホームドクター・かかりつけ医などが担当する。)  (第11回 問題3) 問題8 プライマリ・ヘルス・ケアの概念に最もあてはまらないのはどれか。  1.高度医療の提供  2.健康教育の推奨  3.安全な水の供給  4.母子保健の普及  (解答1)  (第22回 問題7) 問題9 プライマリ・ヘルス・ケアの概念に含まれるのはどれか。  1.専門病院の建設  2.臓器移植の推進  3.ワクチンの製造  4.必須薬品の供給  (解答4)  (第24回 問題7) 問題10 プライマリ・ヘルス・ケアの概念に含まれるのはどれか。  1.抗がん剤の普及  2.再生医療の推進  3.ワクチンの製造  4.健康教育の推奨  (解答4)  (第26回 問題8) 問題11 ヘルスプロモーションの概念を定めたのはどれか。  1.WHO憲章  2.オタワ憲章  3.アルマ・アタ宣言  4.ジュネーブ宣言  (解答2)  (解説:憲章・宣言とその内容は WHO憲章:健康の定義 アルマ・アタ宣言:プライマリ・ヘルス・ケア オタワ憲章:ヘルスプロモーション (健康増進) ヘルシンキ宣言:インフォームドコンセント ジュネーブ宣言:医療倫理に対する宣言)  (第13回 問題3) 問題12 健康増進の考え方を提示したのはどれか。  1.アルマ・アタ宣言  2.ジュネーブ宣言  3.オタワ憲章  4.WHO憲章  (解答3)  (第26回 問題11) 問題13 医療法の憲法上での根拠はどれか。  1.職業選択の自由  2.生存権の保障  3.勤労の権利および義務  4.自由権の保障  (解答2)  (第15回 問題12) 問題14 予防医学で第一次予防はどれか。  1.リハビリテーション  2.プライマリ・ケア  3.健康診断  4.禁煙  (解答4)  (解説:第一次予防は病気になる前の予防で、健康増進 (生活環境の改善、適切な食生活、運動・活動の励行、適量飲酒、禁煙、ストレスの解消など)、特異的予防 (予防接種、自己防止、職業病対策公害防止対策など)である。)  (第2回 問題6) 問題15 一次予防はどれか。  1.乳がん検診  2.リハビリテーション  3.予防接種  4.機能障害防止  (解答3)  (第27回 問題4) 問題16 一次予防はどれか。  1.胃がん検診  2.食事療法  3.麻疹予防接種  4.在宅ケア  (解答3)  (第10回 問題3) 問題17 一次予防はどれか。  1.適切な治療  2.機能訓練  3.人間ドック  4.職業病対策  (解答4)  (第20回 問題3) 問題18 一次予防はどれか。  1.脳卒中予防のための減塩指導  2.がん検診の受診  3.難病患者の生活支援  4.うつ病患者の社会復帰  (解答1)  (第25回 問題4) 問題19 第二次予防はどれか。  1.健康教育  2.予防接種  3.早期発見  4.栄養教室  (解答3)  (解説:第二次予防は早期発見 (健康診断、早期治療である。)  (第3回 問題6) 問題20 第2次予防はどれか。  1.予防接種  2.機能回復訓練  3.健康診断  4.禁煙  (解答3)  (第12回 問題3) 問題21 第二次予防はどれか。  1.休養  2.禁煙  3.人間ドック  4.予防接種  (解答3)  (第15回 問題3) 問題22 二次予防はどれか。  1.禁煙  2.予防接種  3.人間ドック  4.機能回復訓練  (解答3)  (第18回 問題3) 問題23 二次予防はどれか。  1.がん検診  2.予防接種  3.難病患者への生活支援  4.緩和ケア  (解答1)  (第26回 問題4) 問題24 人間ドックの主たる目的はどれか。  1.第一次予防  2.第二次予防  3.第三次予防  4.健康増進  (解答2)  (第11回 問題4) 問題25 三次予防はどれか。  1.生活習慣の改善  2.予防接種  3.人間ドック  4.機能回復訓練  (解答4)  (第24回 問題4) 問題26 スクリーニング検査に含まれないのはどれか。  1.基本健康診査  2.がん検診  3.人間ドック  4.精密検査  (解答4)  (第21回 問題4) 問題27 集団検診を行うための条件として適切でない記述はどれか。  1.検査法が安全である。  2.当該疾患の罹患率が低い。  3.早期治療ができる。  4.検査の感度が高い。  (解答2)  (第14回 問題3) 問題28 特定保健指導の対象とならないのはどれか。  1.糖尿病  2.高血圧  3.胃がん  4.脂質異常症  (解答3)  (第17回 問題9) 問題29 包括保健に含まれないのはどれか。  1.予防医学  2.早期治療  3.リハビリテーション  4.ターミナルケア  (解答4)  (解説:包括保健とは一次から三次までの内用を含んだものをいう。)  (第9回 問題4) 問題30 保健所の業務で正しいのはどれか。  1.学童、生徒の健康管理  2.外国人雇用者の健康管理  3.一般住民の健康管理  4.教職員の健康管理  (解答3)  (第1回 問題4) 問題31 保健所が行う環境衛生対策で誤っているものはどれか。  1.食中毒の予防  2.食品衛生の監視  3.美容室の衛生監視  4.騒音の監視  (解答4)  (解説:騒音は環境省)  (第4回 問題11) 問題32 保健所の設置を定めている法律はどれか。  1.健康増進法  2.地域保健法  3.母子保健法  4.老人保健法  (解答2)  (第15回 問題13) 問題33 食品衛生法で表示が義務づけられていないのはどれか。  1.遺伝子組換え食品  2.アレルギー物質を含む食品  3.食品添加物  4.健康食品  (解答4)  (第17回 問題4) 問題34 日本人の最近の栄養摂取状況について減少しているのはどれか。  1.タンパク質  2.脂質  3.糖質  4.食塩  (解答3)  (第9回 問題3) 問題35 三大栄養素でないのはどれか。  1.タンパク質  2.脂質  3.ビタミン  4.炭水化物  (解答3)  (第8回 問題3) 問題36 現代の食生活で不足しがちな栄養素はどれか。  1.ビタミンC  2.カルシウム  3.タンパク質  4.脂質  (解答2)  (第2回 問題7) 問題37 肥満の判定に用いられる指数はどれか。  1.BMI  2.生活活動指数  3.感受性指数  4.ブリンクマン指数  (解答1)  (第12回 問題5) 問題38 我が国で肥満と判定されるBMIの基準値はどれか。  1.20以上  2.22以上  3.25以上  4.30以上  (解答3)  (第21回 問題7) 問題39 メタボリックシンドロームの診断基準項目でないのはどれか。  1.腹囲  2.HDLコレステロール  3.ヘモグロビン  4.血糖  (解答3)  (解説:メタボリックシンドロームの診断基準は以下のとおりである。 腹囲(内臓脂肪型肥満の指標)の基準に該当する者の中で、脂質異常・高血糖・高血圧のうち2つ以上を合併している状態がメタボリックシンドロームと診断される。 ・腹囲 男性 85cm以上 女性 90cm以上 ・脂質異常 以下のいずれか、もしくは両方が該当する場合 中性脂肪 150mg/dL以上 HDLコレステロール 40mg/dL未満 ・高血圧 以下のいずれか、もしくは両方が該当する場合 最高血圧 130mmHg以上 最低血圧 85mmHg以上 ・高血糖   空腹時血糖値 110mg/dL以上)  (第18回 問題7) 問題40 メタボリックシンドロームの診断基準項目はどれか。  1.骨密度  2.血圧  3.体重  4.飲酒歴  (解答2)  (第24回 問題10) 問題41 メタボリックシンドロームの判定に含まれないのはどれか。  1.高血糖  2.高血圧  3.高脂血症  4.貧血  (解答4)  (第16回 問題8) 問題42 メタボリックシンドロームの診断基準に含まれるのはどれか。  1.身長  2.体重  3.血圧  4.視力  (解答3)  (第20回 問題11) 問題43 メタボリックシンドロームの診断基準に含まれるのはどれか。  1.体脂肪率  2.心電図  3.骨密度  4.血糖値  (解答4)  (第26回 問題9) 問題44 健康日本21の目標にないのはどれか。  1.脂肪エネルギー比率の減少  2.食塩摂取量の減少  3.野菜摂取量の増加  4.摂取エネルギーの増加  (解答4)  (第16回 問題4) 問題45 健康日本21で食塩摂取量の1日当りの目標値はどれか。  1.1g  2.5g  3.10g  4.15g  (解答3)  (第17回 問題3) 問題46 2000年に策定された食生活指針で控えめにすることを推奨しているのはどれか。  1.魚類  2.穀類  3.食塩  4.乳製品  (解答3)  (第21回 問題8) 問題47 我が国における食中毒の発生原因で最も多いのはどれか。  1.サルモネラ  2.腸炎ビブリオ  3.フグ毒  4.ブドウ球菌  (解答2)  (第1回 問題5) 問題48 食中毒について誤っている記述はどれか。  1.ブドウ球菌では潜伏期間が短い。  2.病原性大腸菌は細菌型である。  3.サルモネラは加熱で防げる。  4.腸炎ビブリオは塩分に弱い。  (解答4)  (第5回 問題5) 問題49 我が国の食中毒で最も発生の少ない原因菌はどれか。  1.サルモネラ属  2.腸炎ビブリオ  3.病原大腸菌  4.ボツリヌス菌  (解答4)  (第11回 問題5) 問題50 我が国の最近の食中毒統計で患者数が最も多い食中毒の原因はどれか。  1.腸炎ビブリオ  2.サルモネラ属  3.病原性大腸菌O−157  4.ノロウイルス  (解答4)  (第19回 問題9) 問題51 我が国の平成26年の食中毒について正しいのはどれか。  1.動物性自然毒による発生例はない。  2.ブドウ球菌による患者が最も多い。  3.冬よりも夏に多く発生する。  4.飲食店での発生件数が最も多い。  (解答4)  (第25回 問題5) 問題52 潜伏期が最も短い食中毒の起因菌はどれか。  1.腸炎ビブリオ  2.サルモネラ属  3.病原大腸菌  4.ブドウ球菌  (解答4)  (第12回 問題8) 問題53 魚介類による食中毒の病原体として適切なのはどれか。  1.ブドウ球菌  2.腸炎ビブリオ  3.サルモネラ属  4.ボツリヌス菌  (解答2)  (第13回 問題9) 問題54 毒素型の食中毒を起こすのはどれか。  1.腸炎ビブリオ  2.ボツリヌス菌  3.ノロウイルス  4.ロタウイルス  (解答2)  (第23回 問題10) 第3章 生活環境と公害 問題55 感覚温度(実効温度)の測定上用いられないのはどれか。  1.乾球温度  2.湿球温度  3.気圧  4.気流  (解答3)  (第6回 問題5) 問題56 暑さに対する不快指数は気温と次のどれの組み合わせによるか。  1.気湿  2.輻射熱  3.冷却力  4.気流  (解答1)  (第1回 問題6) 問題57 物理的環境が主な病因となる疾患はどれか。  1.悪性新生物  2.熱中症  3.エイズ  4.水俣病  (解答2)  (第10回 問題7) 問題58 疾病の原因で物理的要因でないのはどれか。  1.騒音  2.放射線  3.発がん物質  4.振動  (解答3)  (第13回 問題7) 問題59 電離放射線による生体影響はどれか。  1.遺伝的影響  2.アレルギー  3.発熱作用  4.感覚麻痺  (解答1)  (解説:電離放射線とは物質をイオン化する作用をもつ高エネルギー放射線.電磁波では波長の短い紫外線,X線,γ‐線.粒子線ではα‐線,β‐線,中性子線などがある.)  (第7回 問題3) 問題60 電離放射線はどれか。  1.紫外線  2.マイクロ波  3.レーザー  4.エックス線  (解答4)  (第9回 問題10) 問題61 誤っている組み合わせはどれか。  1.照度 ーー ルクス  2.騒音 ーー ホン (A)  3.血圧 ーー mmHg  4.光化学オキシダント ーー mg/l  (解答4)  (第1回 問題7) 問題62 単位について誤っている組み合わせはどれか。  1.騒音 ーー ホン  2.放射線 ーー ルクス  3.湿度 ーー %  4.有毒ガス ーー ppm  (解答2)  (第2回 問題10) 問題63 単位について正しい組合せはどれか。  1.騒音 ーー Hz (ヘルツ)  2.放射線 ーー Sv (シーベルト)  3.振動 ーー dB (デシベル)  4.光度 ーー ppm (ピーピーエム)  (解答2または3)  (第20回 問題10) 問題64 作業環境の測定単位について誤っている組合せはどれか。  1.照度 ーー ルクス  2.湿度 ーー ℃  3.一酸化炭素 ーー ppm  4.気積 ーー m3/人  (解答2)  (第15回 問題7) 問題65 空気の異常成分はどれか。  1.酸素  2.硫黄酸化物  3.窒素  4.二酸化炭素  (解答2)  (第5回 問題3) 問題66 換気の指標はどれか。  1.二酸化炭素  2.二酸化窒素  3.二酸化硫黄  4.一酸化炭素  (解答1)  (第4回 問題8) 問題67 換気の目安となる二酸化炭素の室内濃度はどれか。  1.1%  2.0.5%  3.0.1%  4.0.05%  (解答3)  (第11回 問題8) 問題68 大気中のフロンガス増加と関連しないのはどれか。  1.酸性雨の増加  2.オゾンホールの拡大  3.地球の温暖化  4.地表の紫外線増加  (解答1)  (第18回 問題4) 問題69 地球の温暖化に関係ないのはどれか。  1.二酸化炭素  2.光化学オキシダント  3.地球の熱放射  4.赤外線吸収作用  (解答2)  (第6回 問題6) 問題70 地球温暖化の最大の原因はどれか。  1.山火事  2.森林伐採  3.化石燃料の消費  4.フロンの放出  (解答3)  (第12回 問題11) 問題71 地球温暖化に対する宣言はどれか。  1.モントリオール議定書  2.ワシントン条約  3.ウイーン条約  4.京都議定書  (解答4)  (第15回 問題5) 問題72 京都議定書 (1997年)の目的はどれか。  1.温室効果ガスの排出制限  2.希少生物種の保護  3.熱帯雨林の保護  4.砂漠化の防止  (解答1)  (第17回 問題5) 問題73 酸性雨の主な原因はどれか。  1.硫黄酸化物  2.二酸化炭素  3.フロンガス  4.アスベスト  (解答1)  (第24回 問題8) 問題74 喫煙による室内の空気汚染と関係ないのはどれか。  1.粒子状物質  2.一酸化炭素  3.臭気  4.湿度  (解答4)  (第5回 問題4) 問題75 たばこの煙に含まれる健康に有害な成分はどれか。  1.窒素  2.酸素  3.水蒸気  4.一酸化炭素  (解答4)  (第27回 問題8) 問題76 空気の自浄作用でないのはどれか。  1.沈殿  2.降水による浄化  3.酸化作用  4.太陽光線による殺菌  (解答1)  (第8回 問題10) 問題77 複製によって増殖するのはどれか。  1.細菌  2.ウイルス  3.真菌  4.原虫  (解答2)  (第12回 問題9) 問題78 ウイルス疾患はどれか。  1.風疹  2.破傷風  3.コレラ  4.発疹チフス  (解答1)  (第14回 問題5) 問題79 ウイルス感染症はどれか。  1.梅毒  2.結核  3.赤痢  4.水痘  (解答4)  (第22回 問題4) 問題80 日本脳炎の原因となる微生物はどれか。  1.ウイルス  2.細菌  3.スピロヘータ  4.リケッチア  (解答1)  (第6回 問題9) 問題81 病とその病原体との組合せで誤っているのはどれか。  1.肝炎 ーー ウイルス  2.結核 ーー 細菌  3.風疹 ーー ウイルス  4.マラリア ーー 細菌  (解答4)  (第13回 問題8) 問題82 正しい組み合わせはどれか。  1.細菌 ーー オウム病  2.原虫 ーー ペスト  3.ウイルス ーー エイズ  4.真菌 ーー 発疹熱  (解答3)  (第8回 問題8) 問題83 生物学的病因でないのはどれか。  1.インフルエンザウイルス  2.HIV (エイズウイルス)  3.オキシダント  4.クラミジア  (解答3)  (第9回 問題5) 問題84 人工照明の望ましい条件はどれか。  1.光の性質が昼光に近い。  2.ちらつきがある。  3.まぶしさがある。  4.照度は高いほど良い。  (解答1)  (第10回 問題8) 問題85 被用者保険でないのはどれか。  1.国民健康保険  2.健康保険  3.船員保険  4.共済組合  (解答1)  (第8回 問題9) 問題86 医療保険でないのはどれか。  1.医療扶助  2.被用者保険  3.国民健康保険  4.後期高齢者医療  (解答1)  (第24回 問題3) 問題87 老人の医療制度について正しい記述はどれか。  1.原則として60歳以上を対象とする。  2.本人負担はない。  3.医療保険からの拠出金がある。  4.入院医療は無料である。  (解答3)  (第6回 問題4) 問題88 老人保健法に基づくがん検診に含まれるのはどれか。  1.前立腺癌  2.大腸癌  3.食道癌  4.甲状腺癌  (解答2)  (第6回 問題11) 問題89 後期高齢者医療制度の対象となるのはどれか。  1.60歳以上  2.65歳以上  3.70歳以上  4.75歳以上  (解答4)  (第23回 問題3) 問題90 介護保険制度について正しいのはどれか。  1.ケアプランは利用者が自分で作ることができる。  2.住宅改修には利用できない。  3.主治医意見書には要介護度を記入する。  4.第2号被保険者は65歳以上である。  (解答1)  (第25回 問題3) 問題91 飲用水が安全で衛生的である条件について誤っているのはどれか。  1.無色透明で臭気や異味のないこと。  2.中性または微アルカリ性であること。  3.水の硬度は高いものであること。  4.病原菌を含まないこと。  (解答3)  (第1回 問題9) 問題92 我が国の水道水の基準で検出されてはならないのはどれか。  1.水銀  2.大腸菌  3.シアン  4.カドミウム  (解答2)  (第19回 問題4) 問題93 我が国の下水道普及率で正しいのはどれか。  1.81%以上  2.71〜80%  3.61〜70%  4.60%以下  (解答4)  (第4回 問題10) 問題94 我が国の下水道普及率はどれか。  1.約40%  2.約60%  3.約80%  4.約90%  (解答2)  (第11回 問題10) 問題95 物理的水質試験で検出するのはどれか。  1.pH  2.温度  3.塩素イオン  4.溶存酸素 (DO)  (解答2)  (第12回 問題10) 問題96 誤っている組み合わせはどれか。  1.下水道 ーー 活性汚泥法  2.不快指数 ーー 気圧  3.二酸化窒素 ーー 大気汚染物質  4.上水道 ーー 塩素処理  (解答2)  (第2回 問題11) 問題97 ごみ処理で最も多い方法はどれか。  1.直接埋立  2.焼却  3.海洋投棄  4.堆肥化  (解答2)  (第5回 問題9) 問題98 我が国において廃棄物を処理する上での重点項目でないのはどれか。  1.リサイクル  2.自家焼却  3.減量化  4.分別化  (解答2)  (第11回 問題11) 問題99 生活環境上の公害でないのはどれか。  1.水質汚染  2.煤煙  3.食中毒  4.騒音  (解答3)  (第1回 問題10) 問題100 公害対策基本法に規定されていないのはどれか。  1.騒音  2.悪臭  3.放射線  4.振動  (解答3)  (解説:)現在は環境基本法と名称が変わっている。  (第3回 問題9) 問題101 悪臭物質はどれか。  1.オキシダント  2.プロパン  3.アンモニア  4.トリクロロエチレン  (解答3)  (第4回 問題7) 問題102 我が国の公害による健康被害でないのはどれか。  1.原爆症  2.水俣病  3.カネミ油症  4.イタイイタイ病  (解答1)  (第6回 問題7) 問題103 公害による健康被害でないのはどれか。  1.水俣病  2.イタイイタイ病  3.川崎病  4.四日市喘息  (解答3)  (第11回 問題7) 問題104 水俣病の原因物質はどれか。  1.ヒ素  2.メチル水銀  3.カドミウム  4.PCB  (解答2)  (第13回 問題5) 問題105 水俣病の原因はどれか。  1.カドミウム  2.有機水銀  3.鉛  4.ヒ素  (解答2)  (第26回 問題6) 問題106 カドミウム汚染が原因で起きた公害事件はどれか。  1.新潟水俣病訴訟  2.四日市公害訴訟  3.イタイイタイ病訴訟  4.宮崎土呂久訴訟  (解答3)  (第14回 問題4) 問題107 疾患と公害との組合せで正しいのはどれか。  1.イタイイタイ病 ーー 地盤沈下  2.川崎病 ーー 大気汚染  3.水俣病 ーー 水質汚濁  4.中皮腫 ーー 土壌汚染  (解答3)  (第15回 問題6) 問題108 公害事件と主な原因物質との組合せで正しいのはどれか。  1.立正高校事件 ーー 硫化水素  2.水俣病 ーー 無機水銀  3.イタイイタイ病 ーー カドミウム  4.四日市喘息 ーー 光化学オキシダント  (解答3)  (第22回 問題5) 問題109 環境基本法における公害の定義に含まれないのはどれか。  1.砂漠化  2.振動  3.地盤沈下  4.土壌汚染  (解答T)  (第23回 問題4) 第4章 産業保健 問題110 企業における労働衛生管理の従事者でないのはどれか。  1.衛生管理者  2.作業主任者  3.環境衛生監視員  4.産業医  (解答3)  (第3回 問題10) 問題111 産業衛生管理のうち作業管理はどれか。  1.作業場の換気  2.健康診断の実施  3.労働時間の短縮  4.作業の遠隔化  (解答3)  (第26回 問題5) 問題112 職場における健康診断で労働者が毎年1回受けるのはどれか。  1.定期健康診断  2.雇入れ時健康診断  3.特殊健康診断  4.海外派遣労働者健康診断  (解答1)  (第27回 問題9) 問題113 誤っている組み合わせはどれか。  1.チェーンソー作業 ーー 局所振動障害  2.レジ係作業 ーー 頸肩腕障害  3.VDT作業 ーー 聴覚障害  4.坑内作業 ーー じん肺症  (解答3)  (第1回 問題11) 問題114 職業病と発生要因との組み合わせで誤っているのはどれか。  1.じん肺 ーー 鉱物性粉じん  2.職業性頸肩腕症候群 ーー 手指作業  3.腰痛症 ーー 振動  4.職業性皮膚障害 ーー 農薬散布  (解答3)  (第3回 問題11) 問題115 職場での健康障害とその原因との組み合わせで適切でないのはどれか。  1.眼の疲れ ーー VDT作業  2.腰痛症 ーー 重労働  3.アルコール依存 ーー 有機溶剤取り扱い  4.ノイローゼ ーー 人間関係  (解答3)  (第7回 問題5) 問題116 職業病と発生要因との組合せで正しいのはどれか。  1.職業性難聴 ーー 放射線  2.頸肩腕症候群 ーー VDT作業  3.じん肺 ーー 有機溶剤  4.腰痛症 ーー 金属ミスト  (解答2)  (解説:ミストとは大気中に浮遊している液体の微粒おいう。)  (第10回 問題11) 問題117 作業関連疾患で誤っている組合せはどれか。  1.潜函作業 ーー ケイソン病  2.VDT作業 ーー 眼精疲労  3.粉じん作業 ーー バセドウ病  4.フッ素作業 ーー 鼻中隔穿孔  (解答3)  (第17回 問題10) 問題118 業務上疾病で最も多いのはどれか。  1.じん肺および合併症  2.作業態様による疾病  3.化学物質による疾病  4.負傷に起因する疾病  (解答4)  (第18回 問題5) 問題119 作業と疾病との組合せで正しいのはどれか。  1.トンネル掘削作業 ーー イタイイタイ病  2.有機溶剤作業 ーー はくろう病  3.VDT作業 ーー 頸肩腕症候群  4.チェーンソー作業 ーー じん肺  (解答3)  (第19回 問題5) 問題120 業務上の疾病について正しい記述はどれか。  1.珪肺は運輸業務従事者に多い。  2.アスベストは悪性中皮腫の原因となる。  3.レイノー現象は夏に増悪する。  4.潜水病はもぐる時に発症する。  (解答2)  (第21回 問題9) 第5章 精神保健 問題121 不適切な組み合わせはどれか。  1.中毒性精神病 ーー アルコール依存症  2.精神保健法 ーー 措置入院  3.通院医療 ーー デイケア医療  4.精神遅滞 ーー 神経症  (解答4)  (第2回 問題9) 問題122 精神病でないのはどれか。  1.そううつ病  2.精神分裂病  3.精神遅滞 (薄弱)  4.てんかん  (解答3)  (第5回 問題10) 問題123 我が国の平成21年の精神障害者の在院患者数のうち、措置患者数の占める割合で正しいのはどれか。  1.1%未満  2.約5%  3.約10%  4.約20%  (解答1)  (第21回 問題10) 問題124 精神保健および精神障害者福祉に関する法律 (精神保健福祉法)による入院で本人の同意が必要なのはどれか。  1.任意入院  2.措置入院  3.医療保護入院  4.応急入院  (解答1)  (第23回 問題5) 第6章 母子保健 問題125 母子健康手帳を交付するのはどこか。  1.厚生省  2.都道府県  3.市町村  4.保健所  (解答3)  (第8回 問題11) 問題126 児童虐待の防止等に関する法律でいう (児童)はどれか。  1.12歳未満の者  2.15歳未満の者  3.18歳未満の者  4.20歳未満の者  (解答3)  (第21回 問題11) 問題127 虐待が疑われる児童をみた場合、通告先はどれか。  1.保健所  2.児童相談所  3.教育委員会  4.地域包括支援センター  (解答2)  (第25回 問題7) 問題128 我が国の母子保健について正しいのはどれか。  1.母子健康手帳は厚生労働大臣が交付する。  2.新生児死亡率は健康水準の指標となる。  3.新生児死亡の原因で最も多いのは感染症である。  4.妊産婦死亡率は他の先進国より高い。  (解答2)  (解説:新生児死亡率、乳児死亡率は共に健康水準の指標の一つである。 新生児死亡率とは、生後4週間未満の新生児の死亡率である。2010年の統計では、1000人当たりの死亡数で、平均は23人、最多はソマリアの52人、最小はアイスランド、シンガポール、日本、ルクセンブルク等の1人となっている。 新生児死亡率、乳児死亡率は母体の健康状態、養育条件などの影響を強く受けるため、 (地域別比較のための健康状態を示す健康指標)として用いられる。 ・妊産婦死亡率は、妊産婦10万人当たりのその死亡数のことである。 日本では妊産婦死亡率の統計を最初に算出した1899 (明治32)年の妊産婦10万人中409.8人から、2012年には1899年の100分の1未満の 4.0人まで減少している。世界の諸国の中で妊産婦死亡率が最少グループの国 (先進国)では、妊産婦10万人中の死亡率は3〜6人である。したがって、日本の妊産婦死亡率は先進国の水準にある。)  (第24回 問題5) 第7章 生活習慣病と老人保健 問題129 喫煙が危険因子 (リスク要因)となる疾患はどれか。  1.糖尿病  2.肝癌  3.脳出血  4.肺癌  (解答4)  (第6回 問題8) 問題130 喫煙が危険因子となる疾患はどれか。  1.心筋梗塞  2.肝硬変  3.糖尿病  4.白血病  (解答1)  (第12回 問題4) 問題131 喫煙について正しいのはどれか。  1.健康増進法では個人の住宅内の受動喫煙を規制する。  2.喫煙継続の主原因はニコチン依存である。  3.我が国における2011年の成人男性の喫煙率は60%以上である。  4.我が国のたばこの販売価格はOECD諸国の中で最も高額である。  (解答2)  (第22回 問題6) 問題132 受動喫煙の防止に関する規定があるのはどれか。  1.健康増進法  2.地域保健法  3.健康保険法  4.医療法  (解答1)  (第27回 問題5) 問題133 健康の保持・増進について適切でないのはどれか。  1.運動  2.食生活  3.喫煙  4.休養  (解答3)  (第4回 問題3) 問題134 健康の保持・増進に役立たないのはどれか。  1.飲酒  2.休養  3.食事  4.運動  (解答1)  (第5回 問題6) 問題135 健康増進法により実施されるのはどれか。  1.国勢調査  2.人口動態調査  3.国民生活基礎調査  4.国民健康・栄養調査  (解答4)  (第23回 問題7) 問題136 有酸素性運動として用いられないのはどれか。  1.ウォーキング  2.ジョギング  3.ウエイトトレーニング  4.エアロビクス  (解答3)  (第15回 問題4) 問題137 我が国の成人病で減少している疾患はどれか。  1.脳血管疾患  2.心疾患  3.悪性新生物  4.糖尿病  (解答1)  (第2回 問題3) 問題138 生活習慣病はどれか。  1.エイズ  2.結核  3.梅毒  4.痛風  (解答4)  (第15回 問題11) 問題139 生活習慣病でないのはどれか。  1.結核  2.狭心症  3.高血圧症  4.糖尿病  (解答1)  (第7回 問題4) 問題140 生活習慣病でないのはどれか。  1.エイズ  2.糖尿病  3.高血圧症  4.高脂血症  (解答1)  (第11回 問題6) 問題141 生活習慣病でないのはどれか。  1.2型糖尿病  2.高血圧症  3.痛風  4.クローン病  (解答4)  (第14回 問題6) 問題142 生活習慣病でないのはどれか。  1.脂質代謝異常  2.糖尿病  3.結核  4.高血圧症  (解答3)  (第20回 問題4) 問題143 過剰摂取と疾病との組合せで誤っているのはどれか。  1.塩分 ーー 高血圧  2.糖質 ーー 糖尿病  3.脂肪 ーー 心筋梗塞  4.蛋白質 ーー 腎臓病  (解答4)  (第13回 問題4) 問題144 過剰摂取と生活習慣病の組合せで正しいのはどれか。  1.炭水化物 ーー 糖尿病  2.緑黄色野菜 ーー 高脂血症  3.唐辛子 ーー 高血圧症  4.ビタミンD ーー 痛風  (解答1)  (第23回 問題8) 問題145 過剰摂取で痛風になりやすいのはどれか。  1.海草類  2.乳製品  3.生野菜  4.醸造酒  (解答4)  (第25回 問題8) 問題146 生活習慣病の危険因子でないのはどれか。  1.高血糖  2.高血圧  3.肥満  4.高HDLコレステロール  (解答4)  (第19回 問題6) 問題147 生活習慣病の予防対策で正しい組合せはどれか。  1.肺癌 ーー 適度な運動  2.脳出血 ーー 感染防止  3.虚血性心疾患 ーー 禁煙  4.糖尿病 ーー 減塩  (解答3)  (第10回 問題4) 問題148 肥満が危険因子 (リスク要因)となる疾患はどれか。  1.肝硬変  2.精神分裂病  3.糖尿病  4.自律神経失調症  (解答3)  (第6回 問題3) 問題149 肥満が危険因子とならない疾患はどれか。  1.高血圧症  2.心筋梗塞  3.糖尿病  4.肝硬変  (解答4)  (第9回 問題11) 第8章 感染症対策 問題150 人名と事項との組合せで正しいのはどれか。  1.パスツール ーー ペスト菌  2.ジェンナ ーー ー結核菌  3.コッホ ーー 種痘法  4.フレミング ーー ペニシリン  (解答4)  (第21回 問題3) 問題151 地球上から撲滅された感染症はどれか。  1.ペスト  2.痘そう  3.コレラ  4.黄熱病  (解答2)  (第18回 問題8) 問題152 感染症流行で疫学の3大要因でないのはどれか。  1.感染源  2.感染経路  3.感染予防  4.感受性  (解答3)  (第14回 問題8) 問題153 感染症流行での感受性対策はどれか。  1.予防接種  2.患者の隔離  3.患者の家の井戸水の消毒  4.サーベイランス  (解答1)  (第15回 問題10) 問題154 個体 (宿主)因子でないのはどれか。  1.遺伝  2.微生物  3.年齢  4.免疫  (解答2)  (第8回 問題4) 問題155 ネズミを感染源動物とする疾患はどれか。  1.ペスト  2.百日咳  3.結核  4.日本脳炎  (解答1)  (第9回 問題7) 問題156 経皮感染する疾病はどれか。  1.コレラ  2.腸チフス  3.マラリア  4.ジフテリア  (解答3)  (第7回 問題6) 問題157 食物を介さない感染症はどれか。  1.赤痢  2.サルモネラ症  3.A型肝炎  4.インフルエンザ  (解答4)  (第3回 問題3) 問題158 飲料水により感染する疾患はどれか。  1.結核  2.赤痢  3.インフルエンザ  4.B型肝炎  (解答2)  (第4回 問題6) 問題159 循環式浴槽水が原因となりやすい疾患はどれか。  1.インフルエンザ  2.レジオネラ肺炎  3.アトピー性皮膚炎  4.クリプトスポリジウム症  (解答2)  (第25回 問題6) 問題160 飛沫感染するのはどれか。  1.コレラ  2.マラリア  3.破傷風  4.結核  (解答4)  (第8回 問題6) 問題161 空気感染するのはどれか。  1.コレラ  2.ジフテリア  3.A型肝炎  4.ポリオ  (解答2)  (第16回 問題5) 問題162 血液を介して直接感染するのはどれか。  1.破傷風  2.B型肝炎  3.日本脳炎  4.麻疹  (解答2)  (第16回 問題10) 問題163 蚊が媒介する疾患はどれか。  1.コレラ  2.ラッサ熱  3.ペスト  4.デング熱  (解答4)  (第17回 問題6) 問題164 輸入感染症はどれか。  1.日本脳炎  2.破傷風  3.マラリア  4.梅毒  (解答3)  (第5回 問題7) 問題165 検疫感染症はどれか。  1.コレラ  2.赤痢  3.腸チフス  4.マラリア  (解答1)  (第9回 問題8) 問題166 感染症法で入院勧告の対象となる疾患はどれか。  1.結核  2.麻疹  3.マラリア  4.細菌性赤痢  (解答1)  (第27回 問題6) 問題167 感染症法で1類感染症はどれか。  1.急性灰白髄炎  2.痘そう  3.マラリア  4.腸管出血性大腸菌感染症  (解答2)  (第17回 問題7) 問題168 3類感染症はどれか。  1.コレラ  2.腸管出血性大腸菌感染症  3.ペスト  4.日本脳炎  (解答2)  (第15回 問題9) 問題169 届出る必要がない感染症はどれか。  1.結核  2.食中毒  3.B型肝炎  4.エイズ  (解答3)  (第2回 問題4) 問題170 法令で保健所に報告することが定められている疾病はどれか。  1.胃がん  2.乳がん  3.脳梗塞  4.結核  (解答4)  (第20回 問題9) 問題171 潜伏期が最も長いのはどれか。  1.コレラ  2.エイズ  3.インフルエンザ  4.麻疹  (解答2)  (第14回 問題7) 問題172 後天性免疫不全症候群について正しい記述はどれか。  1.我が国では発生が減少傾向にある。  2.発病前でも他人にうつす危険性がある。  3.細菌感染症である。  4.公衆浴場は感染の危険性がある。  (解答2)  (第21回 問題5) 問題173 施術者の罹患で施術対象者が感染する可能性が最も高い疾患はどれか。  1.結核  2.A型肝炎  3.梅毒  4.日本脳炎  (解答1)  (第10回 問題10) 問題174 我が国の定期予防接種に含まれないのはどれか。  1.三種混合 (DPT)ワクチン  2.二種混合 (MR)ワクチン  3.流行性耳下腺炎ワクチン  4.インフルエンザワクチン  (解答3)  (第17回 問題11) 問題175 予防接種が有効な感染症はどれか。  1.赤痢  2.エイズ  3.梅毒  4.急性灰白髄炎 (ポリオ)  (解答4)  (第7回 問題7) 問題176 悪性新生物の予防を目的にしたワクチンはどれか。  1.インフルエンザワクチン  2.インフルエンザ菌B型ワクチン  3.肺炎球菌ワクチン  4.ヒトパピローマウイルスワクチン  (解答4)  (第22回 問題3) 問題177 予防接種が有効なのはどれか。  1.梅毒  2.赤痢  3.破傷風  4.足白癬  (解答3)  (第23回 問題9) 問題178 予防接種に生菌ワクチンが使用されているのはどれか。  1.麻疹  2.破傷風  3.ジフテリア  4.インフルエンザ  (解答1)  (解説:ワクチンには次の3タイプがある。 トキソイド:ジフテリア、破傷風、ガス壊疽 死菌ワクチン:百日咳、ポリオ、破傷風、ジフテリア、腸チフス、発疹チフス、これら、日本脳炎、インフルエンザ、小児用肺炎球菌、インフルエンザ菌B型 (HIB)、子宮頚癌、B型肝炎、A型肝炎) 弱毒化ワクチン (生ワクチン):結核、痘瘡、黄熱、麻疹、風疹、水痘、流行性耳下腺炎、ロタウイルス感染症)  (第9回 問題9) 第9章 消毒法 問題179 理学的消毒法に含まれないのはどれか。  1.ホルマリン消毒  2.日光消毒  3.焼却  4.乾熱滅菌  (解答1)  (第3回 問題4) 問題180 化学的な消毒・滅菌方法はどれか。  1.日光消毒  2.ろ過滅菌  3.蒸気滅菌  4.ガス滅菌  (解答4)  (第22回 問題9) 問題181 化学的要因による労働災害はどれか。  1.潜函病  2.騒音性難聴  3.放射線障害  4.有機溶剤中毒  (解答4)  (第24回 問題9) 問題182 消毒について正しいのはどれか。  1.病原微生物は一般に熱に強い。  2.太陽光線の中の紫外線には殺菌力がある。  3.中性洗剤は泡立ちがよく殺菌力がきわめて強い。  4.逆性石けんは有機物があると殺菌効果が高まる。  (解答2)  (第1回 問題8) 問題183 消毒法で誤っている記述はどれか。  1.理学的消毒法と化学的消毒法とがある。  2.手指の消毒は機械的清掃に化学的消毒法を加える。  3.手指の消毒にはエタノールが用いられる。  4.逆性石けんの使用は理学的消毒法の一つである。  (解答4)  (第2回 問題5) 問題184 芽胞を死滅させることのできない消毒法はどれか。  1.火炎  2.シンメルブッシュ消毒器 (煮沸)  3.高圧蒸気  4.エチレンオキサイドガス (EOG)  (解答2)  (第7回 問題8) 問題185 芽胞に効果がないのはどれか。  1.火炎滅菌法  2.乾熱滅菌法  3.煮沸消毒法  4.高圧蒸気滅菌法  (解答3)  (第21回 問題6) 問題186 芽胞に効果のある消毒薬はどれか。  1.次亜塩素酸ナトリウム  2.消毒用アルコール  3.ポビドンヨード  4.ホルムアルデヒド  (解答1、3、4)  (第25回 問題11) 問題187 ウイルスの消毒に効果がないのはどれか。  1.高圧蒸気  2.消毒用エタノール  3.オキシドール  4.エチレンオキサイドガス  (解答3)  (第10回 問題9) 問題188 病原体と消毒薬との組合せで誤っているのはどれか。  1.真菌 ーー 逆性せっけん  2.結核菌 ーー 次亜塩素酸ナトリウム  3.一般細菌 ーー ホルムアルデヒド  4.ウイルス ーー クロルヘキシジン  (解答4)  (第18回 問題9) 問題189 排菌している結核患者が用いた寝具の消毒法として適しているのはどれか。  1.乾熱滅菌法  2.高圧蒸気滅菌法  3.日光消毒法  4.低温消毒法  (解答2または3)  (第19回 問題7) 問題190 エタノールによる手指消毒について誤っている記述はどれか。  1.消毒部位は乾燥状態で用いる。  2.70%水溶液を用いる。  3.殺菌力はタンパク質の混入により低下する。  4.真菌に対する殺菌効果は高い。  (解答4)  (第3回 問題5) 問題191 エタノール消毒について誤っている記述はどれか。  1.70〜85%の濃度で使用する。  2.芽胞に効果がある。  3.手指の消毒に適している。  4.引火性がある。  (解答2)  (第8回 問題7) 問題192 消毒剤について正しいのはどれか。  1.エタノールは濃度99%で最も殺菌力が強い。  2.塩素系消毒剤はヨウ素系消毒剤より殺菌力が強い。  3.アルデヒド系消毒剤は菌体蛋白質の凝固作用を起こす。  4.重金属消毒剤は人体に対する毒性がない。  (解答3)  (第24回 問題6) 問題193 手指の消毒で適切なのはどれか。  1.紫外線  2.70%エタノール  3.オキシドール  4.エチレンオキサイドガス (EOG)  (解答2)  (第4回 問題4) 問題194 手指の消毒で正しいのはどれか。  1.紫外線  2.赤外線  3.逆性石けん  4.エチレンオキサイドガス (EOG)  (解答3)  (第5回 問題8) 問題195 逆性石けんによる消毒の対象に適しているのはどれか。  1.書籍  2.野菜  3.汚物  4.手指  (解答4)  (第6回 問題10) 問題196 うがい薬として使われるのはどれか。  1.ポビドンヨード  2.エタノール  3.グルコン酸クロルヘキシジン  4.ヨウ化メチル  (解答1)  (第16回 問題9) 問題197 水道水の消毒に利用される方法はどれか。  1.塩素消毒  2.加熱法  3.ろ過法  4.ホルマリン消毒  (解答1)  (第3回 問題8) 問題198 飲料水の消毒に用いられないのはどれか。  1.塩素  2.オゾン  3.アルコール  4.煮沸  (解答3)  (第11回 問題9) 問題199 水道の消毒に使われるのはどれか。  1.塩素  2.臭素  3.トリハロメタン  4.フッ素  (解答1)  (第13回 問題6) 第10章 疫学 問題200 疫学について正しいのはどれか。  1.感染症は対象ではない。  2.個人は観察対象ではない。  3.環境要因の関与の検討が可能である。  4.追跡調査はできない。  (解答3)  (第22回 問題11) 問題201 エビデンスのレベルが最も高いのはどれか。  1.生態学的研究  2.症例対照研究  3.コホート研究  4.ランダム化比較試験  (解答4)  (第19回 問題10) 問題202 疫学研究法で追跡調査が必要なのはどれか。  1.横断研究  2.症例対照研究  3.生態学的研究  4.コホート研究  (解答4)  (解説:コホート研究とは、調査時点で、仮説として考えられる要因を持つ集団(曝露群)と持たない集団(非曝露群)を追跡し、両群の疾病の罹患率または死亡率を比較する方法である。また、どのような要因を持つ者が、どのような疾病に罹患しやすいかを究明し、かつ因果関係の推定を行うことを目的としている。 例えば、大量喫煙者(曝露群)と非喫煙者(非曝露群)、各々10万人について10年間追跡調査を行い、肺がんのそれぞれの集団での罹患率を求める。集団間で罹患率に差があった場合、疫学の要因分析である相対危険度を算出する。この値が高いほど、喫煙と肺がんの発生との因果関係が強いことを意味する。)  (第23回 問題6) 問題203 コホート研究について正しいのはどれか。  1.がんは対象にならない。  2.集団を対象にはできない。  3.相対危険度を求められる。  4.症例対照研究のことである。  (解答3)  (解説:相対危険度とは疫学における指標の1つである。相対リスクとも呼ばれ、暴露群と非暴露群における疾病の頻度を比で表現したものである。そのまま比率として表すが、百分率で表す場合もある。相対危険度は暴露群の発生率を非暴露群の発生率で割ることにより求めることができ、暴露因子と疾病発生との関連の強さを示す指標となる。主にコホート研究で用いられる。)  (第25回 問題10) 問題204 コホート研究について正しいのはどれか。  1.がんは対象にならない。  2.集団は対象にならない。  3.追跡調査が必要である。  4.国勢調査で行われる。  (解答3)  (第26回 問題10) 第11章 衛生統計と人口統計 問題205 統計調査から得られる指標の組合せで誤っているのはどれか。  1.患者調査 ーー 受療率  2.国民生活基礎調査 ーー 有訴者率  3.人口静態調査 ーー 死亡率  4.感染症発生動向調査 ーー 罹患率  (解答3)  (第13回 問題11) 問題206 有訴者率を明らかにする調査はどれか。  1.国民健康・栄養調査  2.国民生活基礎調査  3.人口動態統計  4.国勢調査  (解答2)  (第27回 問題11) 問題207 我が国の国勢調査について正しいのはどれか。  1.人口静態統計である。  2.毎年実施される。  3.4月1日に行われる。  4.標本調査である。  (解答1)  (第18回 問題10) 問題208 人口静態統計に含まれるのはどれか。  1.婚姻  2.人口  3.死亡  4.出生  (解答2)  (第2回 問題8) 問題209 我が国の最近の衛生統計で正しい記述はどれか。  1.平均寿命は男性の方が長い。  2.人口は女性の方が多い。  3.出生数は女児の方が多い。  4.死亡率は女性の方が高い。  (解答2)  (第7回 問題9) 問題210 我が国の最近の傾向でないのはどれか。  1.高齢化  2.少子化  3.核家族化  4.早婚化  (解答4)  (第7回 問題11) 問題211 わが国の最近の傾向でないのはどれか。  1.粗死亡率の増加  2.独り暮らし老人の増加  3.少子高齢化  4.慢性疾患の減少  (解答4)  (第10回 問題5) 問題212 我が国の最近の衛生統計で減少傾向にあるのはどれか。  1.総人口  2.生産年齢人口  3.粗死亡率  4.平均寿命  (解答2)  (第12回 問題6) 問題213 二次予防で改善されないのはどれか。  1.罹患率  2.有病率  3.生存率  4.致命率  (解答1)  (第19回 問題8) 問題214 平均寿命について誤っている記述はどれか。  1.0歳平均余命のことである。  2.我が国では男性より女性の方が長い。  3.我が国の男性は80歳を超えている。  4.我が国は世界有数の長寿国である。  (解答3)  (第10回 問題6) 問題215 平均寿命について正しい記述はどれか。  1.男性のほうが女性より長い。  2.死亡時平均年齢のことである。  3.平均寿命が80歳の場合、70歳の平均余命は10年より長い。  4.乳児死亡の影響を受けない。  (解答3)  (第20回 問題7) 問題216 我が国の人口統計について誤っている記述はどれか。  1.人口ピラミッドは (つぼ型)である。  2.出生率は低下傾向である。  3.国勢調査は毎年行われる。  4.平均寿命は世界第1位である。  (解答3)  (第4回 問題5) 問題217 人口動態統計で扱われないのはどれか。  1.出生数  2.死産数  3.離婚数  4.患者数  (解答4)  (第12回 問題7) 問題218 人口動態統計で扱うのはどれか。  1.人口  2.病院数  3.出生数  4.患者数  (解答3)  (第14回 問題10) 問題219 人口動態統計で扱わないのはどれか。  1.出生  2.婚姻  3.罹患  4.死亡  (解答3)  (第16回 問題7) 問題220 分母が人口である指標はどれか。  1.粗死亡率  2.死産率  3.乳児死亡率  4.周産期死亡率  (解答1)  (第8回 問題5) 問題221 分母が人口であるのはどれか。  1.人口増加率  2.人工死産率  3.周産期死亡率  4.致命率  (解答1)  (第22回 問題10) 問題222 保健統計で患者数を分母とするのはどれか。  1.罹患率  2.有病率  3.致命率  4.死亡率  (解答3)  (第17回 問題8) 問題223 ある一時点で行った調査から得られる指標はどれか。  1.罹患率  2.有病率  3.死亡率  4.致命率  (解答2)  (第20回 問題6) 問題224 乳児死亡率が最も低い国はどれか。  1.日本  2.アメリカ合衆国  3.イギリス  4.スウェーデン  (解答1)  (第5回 問題11) 問題225 乳児死亡率について正しいのはどれか。  1.ある年の出生児の中でその年に死亡した児の割合である。  2.ある年の出産数と乳児死亡者数の比である。  3.乳児死亡数には前年に出生した児も含まれる。  4.乳児死亡数には新生児期に死亡した児は含まれない。  (解答3)  (第22回 問題4) 問題226 最近の我が国の死亡率が世界で最も低いのはどれか。  1.心疾患死亡率  2.妊産婦死亡率  3.乳児死亡率  4.自殺死亡率  (解答3)  (第16回 問題6) 問題227 我が国の最近の妊産婦死亡率 (出生10万対)の値で正しいのはどれか。  1.10以下  2.11〜20  3.21〜30  4.31〜40  (解答1)  (第20回 問題5) 問題228 我が国の高齢者について誤っている記述はどれか。  1.65歳平均余命は男性が女性よりも長い。  2.認知症の患者数は増加傾向にある。  3.65歳以上の老年人口は20%以上である。  4.65歳以上の入院では循環器系の疾患が最も多い。  (解答1)  (第18回 問題6) 問題229 我が国で近年増加している疾患はどれか。  1.寄生虫症  2.梅毒  3.肺癌  4.脳卒中  (解答3)  (第4回 問題9) 問題230 我が国における高齢者 (65歳以上)の死因で最も多いのはどれか。  1.悪性新生物  2.脳血管疾患  3.心疾患  4.肺炎  (解答1)  (第9回 問題6) 問題231 我が国において高齢者が寝たきりになる原因として最も多いのはどれか。  1.骨粗鬆症  2.脳卒中  3.交通事故  4.心筋梗塞  (解答2)  (第14回 問題9) 問題232 我が国の最近の死因で最も多いのはどれか。  1.悪性新生物  2.心疾患  3.脳血管疾患  4.不慮の事故  (解答1)  (第7回 問題10) 問題233 我が国の最近の死因別死亡率で順位が最も高いのはどれか。  1.悪性新生物  2.心疾患  3.脳血管疾患  4.肺炎  (解答1)  (第20回 問題8) 問題234 最近5年間の我が国の死因別死亡率で減少傾向を示しているのはどれか。 1.脳血管疾患  2.悪性新生物  3.心疾患  4.肺炎  (解答1)  (第15回 問題8) 問題235 我が国の2011年から2016年における人口動態統計による死因順位が第3位の疾患はどれか。  1.悪性新生物  2.心疾患  3.脳血管疾患  4.肺炎  (解答4)  (第27回 問題10) 問題236 最近の我が国の死亡順位で5位以内に入らないのはどれか。  1.心疾患  2.肺炎  3.脳血管疾患  4.老衰  (解答4)  (第18回 問題11) 問題237 我が国で年齢調整死亡率が減少傾向にあるのはどれか。  1.肺癌  2.乳癌  3.胃癌  4.大腸癌  (解答3)  (第13回 問題10) 問題238 成人男性の喫煙率が最も高い国はどれか。  1.日本  2.アメリカ合衆国  3.イギリス  4.スウェーデン  (解答1)  (第3回 問題7) 問題239 我が国の最近の死亡率のうち数値が上昇してきているのはどれか。  1.粗死亡率  2.年齢調整死亡率  3.乳児死亡率  4.妊産婦死亡率  (解答1)  (第19回 問題11) 問題240 平成23年患者調査で医療機関を受診している総患者数が最も多いのはどれか。  1.糖尿病  2.高血圧性疾患  3.脳血管疾患  4.悪性新生物  (解答2)  (第24回 問題11) 問題241 2012年から2013年の統計で結核の罹患率が最も高い国はどれか。  1.日本  2.ドイツ  3.イギリス  4.アメリカ合衆国  (解答1)  (第25回 問題9)