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合格体験記
前年度卒業生の合格体験記を紹介します。受験勉強についての振り返りが書かれていますので、自身の勉強や受験対策の参考にしてください。

「積極的に楽しんで」 静岡文化芸術大学


 私が志望校を決めたきっかけになったのは、2年生の総合の時間です。大学について調べているときに英語の先生に「こういうところがあるよ」と教えていただき、その大学について調べると、まさに私がやりたいことができる大学だということを知りました。また、調べる中で、英語が得意な私にぴったりな受験方法を見つけました。英語だけでできるものでした。アクトシティで開催される大学の説明会に参加した際、過去問と募集要項をもらい、英語重点型受験について詳しく調べ、過去問を3年生の夏休み中ずっと解いていました。しかし、自分だけでやるのには限界があったので、英語の先生に自分から頼み込んで指導してもらいました。論文、日本語と英語の両方の面接練習、志望理由書の作成など、夏休みの後はとても忙しかったです。
「誰かが教えてくれる」「誰かがやってくれる」と思ってはいけません。自分でするべきことを考えてやっていかないとだめです。勉強方法に関しては、自分が好きな教科だったので、あまり苦には感じませんでしたが、日常的にSNSや映画、新聞などを英語で読み、わからなかった単語はすぐに調べるという方法はとても効果がありました。楽しみながら学べるのでおすすめです。
とにかく私が一番伝えたいことは、「自分から積極的に行動せよ!」「楽しめ!」の2つです。早めに自分がしたいこと、それを実現するために必要なことを知り、そこに向かって努力することが大事です。もちろん大学受験は初めてですし、わからないことばかりだと思います。でも、わからないままにせず、友達、先生、親、先輩にどんどん質問しましょう!
私と同じ大学・学部に入りたいと思っている人がいるなら、きっとその人は英語が好きな人と察します。それなら好きなことをして受験できるのは最高にラッキーだと思って全力で楽しんでください。そうすればますますやる気も出ますし、ストレスも減ると思います。とにかく楽しんでがんばってください。


「受験を経て感じたこと」 名古屋芸術大学


 私が名古屋芸術大学を志望し始めたのは、高校2年生の冬でした。大学と専門学校でとても迷い、先生や両親のアドバイスから大学への進学を決意しました。3年生になってからはパンフレットを取り寄せたり、オープンキャンパスに参加したりしました。受験日が近づいてくると、1か月ほど前から面接の練習を行いました。面接指導担当の先生と担任の先生に練習をお願いし、回数をこなすことを心がけました。
 私が受験への対策で一番大切だと感じることは、オープンキャンパスに参加することです。大学や生徒の雰囲気を知ることはもちろんですが、大学の先生の顔と名前を覚えていたことが私の強みになりました。受験当日、面接室に入ったときに緊張が緩んだからです。そして説明会で聞いたことをメモして残しておくことが重要です。名古屋芸術大学特有の取り組み等が面接で大きなポイントになったからです。
 私は受験方法が指定校推薦で面接だけだったため、筆記のテストはありませんでした。しかし、普段の授業、テストに真面目に取り組み、成績を維持することを今でも心がけています。


「私の道のり」 鈴鹿医療科学大学


 私は高校に入る前からやりたいことが決まっていて、3年の春にはすでに大学をしぼっている状態でした。7月には大学側からの推薦が来ているので、なるべく早く志望校を決めることが大切です。そうは言っても急に決めろと言われて、すぐに決められるものではないので、高校2年生の時期から受験を視野に入れておくと良いと思います。
 勉強を始めるとき、「何から始めたらいいかという子が分からない」という生徒が多いと思います。まずは「自分がどの科目で受験するのか」を明確にすることが大切です。私は2科目受験だったのでひたすら2科目だけ勉強しました。参考書を買って勉強する人が多いのですが、私は大学の過去問を見て、過去の問題形式を理解するようにしました。私は受験勉強を始めるのが遅く、なかなか手につかない日が多かったです。その時はまず、音楽を流しながら勉強しました。音楽を流しながらだと「集中できない」「頭に入らない」と言われますが、まずは勉強を始めることが大切なので、なかなかやる気が起こらないときは、音楽を流してみる方法も良いかと思います。勉強を始めても長時間続けられない人には、カメラの中にある「タイムラプス」という機能を使って自分の手元を動画で撮る方法をお勧めします。これをすると常に撮られている状態になるため、「やらなきゃ」と思うようになります。また、動画を後から見返したときに達成感を感じられてとても楽しいです。ぜひやってみてほしいと思います。
 受験となると頭が勉強で一杯になり、ストレスがたまると思います。そこで息抜きが重要になってくるので、絶対に息抜きはしてください。大変だとは思いますが、受験勉強がんばってください。応援しています。


「受験では多くの人に支えられました」 名城大学


 私は3年の春頃に名城大学を受験することを決めました。指定校推薦での受験を希望していましたが、もらえるかどうかがわからなかったので、一般受験する人と同じように勉強に取り組み、模試を受けたり、自分で赤本を買って勉強したりしました。また、模試の問題用紙と解答はすべて捨てずにとっておき、数か月後にもう一度解くなどしていました。秋になると指定校推薦で受験できることが正式に決まったので、面接練習と口頭試問の勉強に切り替えていきました。面接練習は一度だけ聞かれそうな質問とその答えを文章で紙に書いて、自分が何を伝えるかを明確にしました。その後は紙に書かず、自分の伝えたいことを言葉にして話せるように何度も練習をしました。私自身、文章の丸暗記は苦手だったのでこのやり方が正しかったと思っています。口頭試問に関しては、入試要項や過去の先輩方の残してくださった記録から、どの教科のどの範囲から出題されるのかを調べ、その範囲の勉強をしました。
 私の場合は「物理基礎」と「数学の微分積分」でした。物理基礎はまず公式とその公式の意味をすべて覚えてから問題集の基礎問題をやりました。面接練習の担当の先生が物理の先生だったこともあり、物理基礎の内容の応用問題を出してくださり、学力が向上しました。数学はとにかく問題集を何度もやりました。微分よりも積分の方が苦手だったので積分を中心に勉強し、わからないところは友達に聞いてわかるようにしました。数学は回数をこなせばできるようになると思います。
 受験当日はとても緊張しました。特に大学に向かっているときが緊張していましたが、受験会場の待合室に入るとなぜか全く緊張しませんでした。待合室には1時間くらいいたので、その間はずっと口頭試問の最終確認をしていました。周りの人もみんな勉強か読書をしていたので集中することができました。その後も特に緊張せず面接でも自分の伝えたいことを伝えられたと思います。
 私はこの受験で多くの人に助けられました。例えば家族、担任の先生、同じ大学を受験する友達、面接練習の担当の先生などです。中でも私が一番助けられ、感謝しているのは同じ部活で共に仲間として試合に出ていた1つ上の先輩です。この先輩も名城大学を受験して私と同じ学科に合格しています。先輩は私が名城大学を受験すると知り、私に連絡してくださいました。受験当日のことや勉強方法、大学生活のことや一人暮らしのことなど本当にたくさんことを教えてくださいました。私は受験当日、緊張していたためスマホを一度も見ることがなかったのですが、試験が終わりスマホを開くと先輩から朝早い時間に受験会場がわかりにくいからと写真付きで場所を教えてくださったり、励ましの言葉がたくさん送られてきたりしていました、こんなに気を使ってくださる先輩には感謝しかありません。私が受験を無事に終えられたのは、本当にたくさんの人に支えられたからです。これから受験する後輩たちにもいろいろな人に助けられ、時には助け、受験をがんばってほしいと思います。「受験は団体戦」とよく先生方がおっしゃっていました。私は初め、勉強は1人で集中してやって身に付くものだから個人戦ではないかと思っていました。しかし、今振り返れば、クラスのみんなが勉強をがんばっていたからこそ、自分もがんばろうという気持ちになり、たくさんの人に助けられ受験することができたと思います。先生方がおっしゃっていたように「受験は団体戦」でした。これから受験する後輩たちも仲間と助け合い、無事に志望校に合格することを願っています。私も後輩のためにできることがあれば協力したいと思います。

「自分の強み」 株式会社遠鉄百貨店


 私は中学生のとき、自分が将来何になりたいのかがわからなくて、就職と進学の両方で実績のある浜北西高校を選びました。何となく高校生活を送る中で、卒業したら私は「誰かを幸せにしながら新しい学びを得ていきたい」と考えるようになりました。そして高2の冬、「人と関わる職に就き、自分にさらに磨きをかけよう」という志をもちました。
 就職も進学も自分に何か強みがある方が良いのですが、私には誇れるものがありませんでした。また、高3から就職試験までに何か強みを作ろうとしてもそれは難しいことです。当時、私は検定の勉強をしておけば良かったと後悔しました。しかし、私にもチャンスがあり、選択科目の授業で検定を受ける機会があり、無事履歴書に書くことのできる強みができました。私が受けた検定は硬筆検定で、あまり字に自信のない私でしたが、日々の授業を大切にすることで自分の字に自信をもてるようになりました。面接試験当日、面接官の方から私が書いた履歴書を見て、「すごく字がきれいで見やすいよ」とお褒めの言葉をいただくことができました。このときは本当にうれしくて、がんばって良かったと心から思いました。
 検定でなくても、自分の性格や素行から強みを見つけることも大切でした。面接試験では自分の口で、自分がどんな人間で、どう役に立つのかを自己アピールしなければいけません。しかし、自分の強みを見つけるのは難しくて、最初の面接練習はボロボロでした。そのようなとき、私が目をつけたのが自分の「笑顔」です。笑顔だけなら誰にでもできますが、笑顔で挨拶をする、笑顔でコミュニケーションをとるなど、笑顔と何かをくっつけて、それを仕事に生かしたいという意志を伝えることで立派な強みにすることができました。学校生活で先生にあいさつをするという何気ないことに元気や笑顔をプラスすれば、「私は笑顔を大切にしていて、人を笑顔にするあいさつができます」というように簡単に強みに変わります。
 進路実現のためには日々の授業を大切にするのはもちろんですが、当たり前の毎日に目を光らせて自分をパワーアップさせていく必要があります。自分ががんばった分自信になります。皆さんも自分の強みを見つけ、進路実現を目指してがんばってください。

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