12月22日、冬休みを迎えるにあたって、3年生の学年集会を行いました。
最初に学年主任より今後の生活に向けての話がありました。
「本校の校訓は「己ヲ磨キ、他ニ尽クサン」ですが、これは自分のことばかりではなく、人のために役立つ人間になろうという意味があります。この言葉は、自分が誘惑に負けそうになった時に思い出してほしい言葉です。「困難の時にこそ人は真価を問われる、困難に立ち向かえ」この言葉は小学校五年生の時の担任の先生が卒業文集に書いた言葉ですが、いつも思い出します。
皆さんは学校で様々なテストを受けてきましたが、テスト全てに人生が含まれています。結果ではなく、自分が一生懸命にがっんぱって取り組んだか、最後までやり抜いたかが問われます。本当に困っている時に自分はどうするのか。校訓を思い出し、行動で示す…これからはそういう時です。」
次に進路課長より共通テストに関する話がありました。
「毎年の話ですが、共通テストの日程と注意事項について各自でしっかり確認をしてください。
コロナ対策についてですが、今年は『受験上の注意』の冊子にチェック事項があり、記入して当日持参することになっています。また、マスクをしていないと受験できないことになっていますので、途中で交換できるよう予備も用意が必要です。アルコールで手指の消毒をすることになりますが、アレルギーがあってアルコールを使用できない人は代わりの消毒液を用意して行きましょう。会場は換気を行うため、外気で寒いことが予想されます。上着やひざ掛けなどの寒さ対策も重要です。当日まで体調管理をしっかりして、ベストな状態で受験できるようにしましょう。努力の上の辛抱、今は辛抱の時期です。」
保健室よりコロナ対策についての話がありました。
「共通テストの『受験上の注意』と保健室からの『保健だより』をしっかり読んで対策をしてください。また、『保健だより』については、保護者にも渡してよく読んでおいてもらいましょう。コロナウイルス感染症は感染経路を断つことが大切です。同居家族にも注意が必要ですので、『保健だより』を目につくところに貼っておくと良いと思います。マスクをしっかりすること、風邪に気を付けることも大切です。受験期に備え、1月からは健康観察票が変更されます。自分の体温だけでなく、家族で具合が悪い人がいた場合の体調の記入、どこかに出かけた場合は移動歴や交通手段などもその都度記入してください。」
最後に担任代表の話がありました。
「『常に引退試合のことを考えて取り組む』ということは勝負事においては大事です。あの時もっと頑張れば…、ここをもう少しやれば…と言うような後悔をしないようにしておくことです。自分は勉強をやり切ったと胸を張って言えるように、この三週間を過ごしてほしいと思います。みなさんは臨時休業の後、1日8時間の授業をこなした学年です。教員も授業はとても大変でしたが、やって良かったと言っています。自分たちも頑張りぬいたと自信を持って受験に向かって欲しいと思います。」