3年生選択授業「作物」で、焼き芋を作りました。
授業内で全ての工程を終えるのは難しいため、生徒たちは朝早く登校して、火おこしをして窯を温めるところから始めました。
窯が温まったら、さつまいもを並べていきます。
さつまいもは、生徒たちが授業で栽培した「紅はるか」という品種です。
ちなみにこの石焼き芋の窯は、過去に本校職員が自作したものです。
火力をキープするため、生徒はつきっきりで火の番をします。
強すぎても弱すぎてもダメで、非常に難しい作業です。
どうしても窯内は熱のムラができてしまうので、定期的にひっくり返したり、場所を変えたりしていきます。
約1時間30分程度で焼きあがりました。
焼きあがったさつまいもは大変甘く、生徒たちは夢中で食べていました。
さつまいもを収穫したのは10月末ですが、この日のために貯蔵して甘みを増す処理を行っていました。
さつまいものデンプンの糖化について、自分の舌で学習することができました。