今日は2学期の終業式です。大掃除の後、体育館に集合。幸い穏やかな晴天で、冷え込みもそれほどではありませんでした。
まず表彰から。部活動では、自然科学、百人一首、吹奏楽、美術、書道、写真、女子ハンドボール、山岳を。個人では、読書感想文コンクール、薬物乱用防止標語、全国高校化学グランプリ、美術のデザイングランプリを。学校全体として新体力テストの優秀校の表彰をしました。
多すぎてとても写真の紹介はできません。雰囲気だけお伝えします。
終業式では、平成という元号の終わり、三十年という世代の変わり目という話をしました。
私は昭和33年生まれなので、昭和の時代の後半と平成の時代を生きてきたことになります。平成という時代を振り返ってみると、大きな自然災害があったことが思い出されます。同時に、最近の世界の風潮からは、ポピュリズムの台頭を感じざるを得ません。
先日、牧野邦昭氏の『経済学者たちの日米開戦』という本を読みました。圧倒的な経済抗戦力の差があるアメリカに対し、一流の経済学者たちも、そして多くの国民もそれを承知しながら、なぜ開戦の道へと突き進んだのか。
そんな本の紹介をしながら、平成という時代の終わり、社会不安の高まる時代こそ、自分自身がどう行動するかを考えてほしいという趣旨の話をしました。
最後に生徒課長から冬休みの諸注意、特に交通事故防止の注意をして終わりました。