静岡県立富士高等学校
 
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  • 理数科の様子
理数科1・2年生の『情報交換会』
2年生が約1年間をかけて進めてきた課題研究が終盤に差し掛かってきました。
今回は、次年度に課題研究に取り組む1年生が2年生と座談会を行い、課題研究についての情報交換をしました。


『研究のテーマの決め方』
『成功談と失敗談』
『研究中のハプニング』…
 など、和気あいあいとした雰囲気で話を交わしていました。

 


これから1年生はテーマの検討を進め、次年度4月から本格的にスタートしていきます。

静岡県理数科理数探究発表会@アイセル21(静岡市葵区)
静岡県の理数科設置校による「理数探究発表会」が行われました。
本校からは、昨年12月ロゼシアターで実施された理数科課題研究発表会で最優秀賞を受賞した班が参加しました。




研究テーマ『紙飛行機の揚力と軌道の関係』
について、堂々とした発表を披露しました。
質疑応答の場面では、他校の生徒からの質問に対し、丁寧に説明をする姿が印象的でした。




今後は、研究成果をポスター1枚にまとめる作業を続け、そして今年の2年生の経験を1年生に引き継ぐ『情報交換会』を予定しています。



吉野彰氏講演会 @ロゼシアター
1月25日、吉野彰先生の講演会に理数科の1・2年生が参加しました。

吉野先生は、今では生活に欠かすことができないリチウムイオン電池に関する業績により、

2019年にノーベル化学賞を受賞しました。

  

◎講演

 講演では、先生がノーベル賞の受賞に至った経緯とともに、今後実現されるであろう近未来

 社会について興味深いお話がありました。そして1980年代に提起されたオゾン層破壊の問題と

 その現状に触れ、これから解決していかなければならない地球温暖化などの環境問題に対して、

 どのように向き合うべきかヒントをいただきました。

  
◎トークセッション

 来場した高校生を代表して本校2年生の池上さんが登壇し、吉野先生とのトークセッションに参加しました。

 池上さんの「研究者に必要なことは何か」という質問に対し、

 吉野先生は「1つ目に、誰も思いつかないような新しいことを見つけること」

        「2つ目に、その発明が人々に共感を持ってもらえるようなものであること」

 とアドバイスをいただきました。

 世界をリードする研究を進めてきた先生の講演会は、とても貴重な機会となりました。

 


【 第37回 理数科課題研究発表会 】@ロゼシアター (12月25日)
12月25日(月)のクリスマスに、理数科2年生が課題研究発表会を行いました。

8つの班がステージに立ち、創造性あふれる発表を行いました。

そして理数科交流を行っている山梨県立吉田高校も参加し、理数科2年生が発表を披露しました。


投票審査の結果、以下のチームが受賞となりました。

【最優秀賞】

 C班:「紙飛行機の揚力と軌道の関係」
 班員:野末達也 小林龍ノ介 牧野秀飛 長谷川拓海 松下采未

【優秀賞】

 E班:「銅触媒を用いたルミノール反応とその遅延」
 班員:伊藤瑠花 渡邉怜夏 羽田野百伽 石橋美莉 三井幸音

講評では、理数科卒業生であり、静岡県立大学薬学部の佐藤秀行准教授から、

 『最初は夢を広げるつもりで大きく構想を立てること、

       チャレンジを恐れずにイメージをふくらませることが大切』

 として、”研究マインド”の持ち方に触れてエールが贈られました。


なお、最優秀賞の班は3月2日(土)静岡県理数科理数探究発表会で発表を行います。

 
 
 
 


【お知らせ】理数科課題研究発表会
第37回 理数科課題研究発表会

 ☆日時 12月25日(月)13時~16時

 ☆場所 ロゼシアター中ホール

 ☆
入場自由・予約不要 (受付にて資料をお受け取りください)

昨年
創立100周年を迎えた富士高校。

101年目の今年は、理数科の交流として山梨県立吉田高校と連携しています。

発表会では富士高の研究班(8班)に加え、吉田高校代表班1班が発表を披露します。

興味がある高校生・中学生のみなさん、保護者の方々、ご来場お待ちしています。


*昨年の様子

 


【研究紹介②】12月25日(月) 第37回 課題研究発表会
ロゼシアターでの研究発表会まで、あと2週間となりました。
発表に向けてプレゼンテーションの準備が本格化しています。
今回は、
化学生物の研究班をピックアップして紹介します。

E班:銅触媒を用いたルミノール反応とその遅延

〔研究紹介〕

私たちは、犯罪科学捜査などに使われるルミノール反応について、鉄、銅を触媒として用い研究しました。銅を触媒としたときに発光が遅延することを発見し、その遅延について調べました。

 

F班:ポリスチレンの処理に関する問題

〔研究紹介〕

ポリスチレンの廃棄の現状を調査した。また、リモネン、熱分解等の反応について検討した。

 

A班:ドラゴン曲線の三次元空間への拡張

〔研究紹介〕

様々な幾何的性質があるフラクタルのうち、ドラゴン曲線を三次元空間に拡張して性質を研究しました。

 

B班:あみだくじ

〔研究紹介〕

あみだくじの数え上げについて研究しました。全通りのあみだくじを表現するのに最大で何本の横線が必要なのか、平均して何本の横線が必要なのか導き出しました。

 

【研究紹介①】12月25日(月) 第37回 課題研究発表会
ロゼシアターでの課題研究発表会まで、あと3週間となりました。
各班、研究成果をまとめ、発表に向けた最終段階に入りました。

今年は数学・物理・化学・生物の4領域で各2班、計8班に分かれて取り組んでいます。

今回は、
物理生物の研究班をピックアップして紹介します。

C班:紙飛行機の揚力と軌道の関係

〔研究紹介〕

紙飛行機の翼の形状により、かかる揚力を変え、軌道をかえることを目的とし研究をしています。

 

D班:人工津波装置による実験と理論展開

〔研究紹介〕

私達は津波について調べるために津波の疑似計測を行いました。また、理論分野での計算により津波を数値化しました。

 

G班:ウェーバーフェヒナーの法則の検証とその考察

〔研究紹介〕

フェヒナーは師であるウェーバーの発見した法則を応用させて刺激量と感覚量には対数の関係があることを見出しました。その統計的な検証を行い、人間の感覚に対する考察を深めます。

 

H班:食の安全性 残留農薬の危険性の調査

〔研究紹介〕

近年、輸入野菜に含まれる残留農薬についてその危険性を指摘する雑誌やネット記事が数多くあります。そんな残留農薬の危険性と影響について調査しました。

 

フィールドワーク in 静岡大学(R5.11.2)
理数科2年生が静岡大学で【フィールドワーク】を実施しました。
今年の学問分野は「地球科学」講義実験研究室紹介学食での昼食、大学生との交流など、盛りだくさんの内容でした。

講義〔地球科学入門〕 理学部案内 石原先生・松本先生・石橋先生
 地質図アプリを利用し、静岡県の地質学的特徴を探りました。富士高校周辺の地質図を読み解き、本校は富士川の昔の扇状地の上に位置していることや、周辺の活断層やプレート境界について学びました。
 

ミュージアム見学
 貴重な岩石や標本が展示されており、学芸員の先生から興味深いお話を聞くことができました。
 

昼食
 大学生の案内のもと、学食を利用しました。大学の雰囲気を感じることができました。

実習 〔地震の震源決定〕 生田先生
 地震大国の日本。毎日、数百回も発生している地震の震源がどのように決定されるのか学びました。実際に過去の地震データから震源決定を行い、気象庁が発表した震源と比較しました。
 

実験 〔岩石・鉱物の偏光顕微鏡観察〕 石橋先生
 岩石の研究に用いる偏光顕微鏡を使用し、富士山の溶岩やマントルを構成する岩石の観察を行いました。高校で扱うことのない器具を使用した実験は新鮮な経験でした。
 

理数科1年生【富士山探究】中間発表会 (R5.10.24)
1年生が取り組んでいる【富士山探究】の中間発表会を行いました。

【富士山探究】
とは?
7月に実施した【野外実習】の経験を基に、今の富士山の課題を洗い出し、未来の富士山の姿を模索する探究活動です。環境動態解析の専門家である静岡大学の増澤先生がアドバイザーとして参加しています。

8つのチームに分かれ、富士山の“環境保全”や“防災”、地域の“観光資源”としての側面など、高校生ならではの視点から発表を行いました。増澤先生から多くのアドバイスをいただき、12月の最終発表会に向けて、進むべき道筋が見えてきました。
そして2年生から始まる【課題研究】を念頭に、探究スキルの向上を目指します!
   

山梨県立吉田高等高校【理数探究発表会】リモート参加
吉田高校理数科の2年生が探究活動の発表会を行い、本校理数科の1年生がリモートで参加させていただきました。探究テーマは多岐にわたり、探究の手法や導かれた結論はどれも興味深いものでした。質疑応答では、本校の生徒からも質問を行い、探究の内容について意見を交わしました。来年に課題研究を控えている本校の生徒にとって、とても有意義な時間となりました。
吉田高校の生徒のみなさん、先生方、ありがとうございました。
  

〈山梨県立吉田高校の紹介〉
山梨県富士吉田市に位置する県立高校。富士市から見て、富士山の向こう側にあります。
今年で創立86年を迎える伝統校であり、富士高校と同じく理数科を設置しています。本年度は、本校と理数科行事を通じて交流を行っています。


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